マスクの品薄を受けて手作り布マスクの型紙が無料公開 のどの保湿や花粉症対策に
売ってないものは作ろうの精神。
» 2020年02月03日 15時21分 公開
[沓澤真二,ねとらぼ]
新型ウイルスの影響によるマスクの品薄対策として、立体布マスクの作り方と型紙が無料で公開されています。そろそろ花粉症にはつらい時期でもありますし、縫っておくといざというときに役立ちそうです。
型紙を提供したのは、衣類や小物などの型紙をJPEGとPDF形式で配信しているサイト「無料型紙工房ことろ」。本来、型紙は再配布禁止としているところを、マスク不足を鑑みて、布マスクについては印刷しての再配布を許可し、「印刷する環境がないお友達に渡してもよいですし、お店などに置いて『ご自由にお持ちください』と不特定多数の人に配っていただいても構いません」とコメントしています。
型紙は実寸大で作られており、子ども用(3〜6歳)と大人用の2サイズが掲載。鼻の当たる部分にワイヤ(ノーズフィッター)を入れた作り方も公開されています。
必要な素材はハーフリネンとダブルガーゼ、マスクゴムなど。「洗濯時に縮まないよう、生地にはあらかじめ水通し(※)」「なるべく返し縫いをしない」が作るコツだそうです。
※水にひたしてからしぼって陰干し。乾いたらゆがみを直しながらアイロンをかける
布マスクの効果について、同サイトは「のどの保湿による、かぜと乾燥の対策」「花粉症対策」など、自身の体験と国民生活センターの情報を交えて説明。ウイルス対策にはならないとしつつも、「マスクは湿度を上げることができます。気管やのどの粘膜の乾燥を防いで、体内に侵入しようとするウイルスに対して防御力を高めてくれることはできるようです。使用後は除菌するのもいいかもしれません」としています。
画像提供:無料型紙工房ことろ
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患者本人は症状が軽快して1月15日に退院しているとのこと。
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