「クラスで4番目の美人らしいねん」「ウチやないかい!」 気になる男子の好みをミルクボーイ風に探る漫画が楽しい
「でも、分らんねんな」
気になる男子の好きな人を推理していく女子高生の漫画「ミルクボーイの漫才みたいな会話する女子高生の漫画」が、テンポが良く、勢いがあります。作者は城奈(@Jona_account_J)さん。
クラスの男子・ケント君の好きな人を聞き出したものの、誰だったか忘れてしまった友人に、「ほいならウチがその人当ててみしたるから、どんな特徴だったか言うてみてよ」と迫るユイちゃん。友人は「見た目めちゃくちゃ清楚らしいねんけど、しゃべると愉快な関西弁らしいねん」と説明します。
するとユイちゃんは「それウチやん」と即答。「見た目清楚な関西人なんか自分か有村架純だけ」と主張し、告白されたらどうしようとウキウキです。しかし、友人は「でも、分らんねんな」と釈然としない様子。どうやら友人も一度はユイちゃんだと思ったものの、ケント君は「付き合ったら1日中一緒にいたい」と説明していたようです。
その説明を聞いたユイちゃんは、自分のようなうるさい人と一緒にいたいわけがないと考えて「ほなウチと違うかぁ」と落胆。さらに他の特徴を聞いてみると、どうも「クラスで四番目の美人」らしいのだとか。よく「クラスで四番目の美人」と言われるというユイちゃんは「ウチやないかい!」とケント君が好きな人物は自分で決まりだと確信を持ちます。しかし、「でも、分らんねんな」と友人はまだ納得していない様子。
友人は「ケント君が言うには、ユイでは無いっていうねん」と決定的な一言を告げます。それを聞いたユイちゃんは「じゃあウチちゃうやないかい」「ケント君がウチではないといえばウチちゃうがな」とツッコミまくり。残念ながらケント君が好きなのはユイちゃんではなさそう……なのですが、やりとりを教室の外で聞いていたケント君は「本当はユイなんだけど こんなに大声で会話されたら出ていけねぇよ」と思い、そのままその場に佇むしかないのでした。
テンポよく繰り広げられる女子高生同士の恋バナをまとめたこの漫画の元ネタは、2019年のM-1グランプリで優勝した「ミルクボーイ」の漫才。清楚系なのに、M-1王者のような面白さを見せつけてくるなんて、ケント君が好きになった理由もわかります。現実の女子高生の日常にも、こんな会話がありそう。
この漫画の読者からは「好きだわーwwww」「めっちゃおもろい」「「ゆいなんでしょ」って言われたから「ち、違うし!」って答えてまったんやろなぁ…」などの声があがっています。
画像提供:城奈(@Jona_account_J)さん
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