「一生に一度の高級品はカルティエにしよう」 カルティエの接客の素晴らしさを描いた体験漫画に称賛集まる

この1度の接客でファンを増やす神対応。

» 2020年02月08日 09時00分 公開
[林美由紀ねとらぼ]
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 ふらっと入ったカルティエで素晴らしい接客をしてもらった経験を描いた漫画「マンガ家とカルティエ」に称賛が集まっています。作者は漫画家のニコ・ニコルソン(@niconicholson)さん。


マンガ家とカルティエ05 ステキな対応のマダムな店員さん

 家で仕事ばかりしていたというニコ・ニコルソンさん。打ち合わせで久々に外に出たところ、天気も悪いし人も多いことから心がすさみ「キラキラした美しいものが見たい」という欲求にかられたのだそうです。そしてその時、目の前にあった百貨店のカルティエにふらりと入ってしまったといいます。

 キラキラした宝石の美しさに心を洗われていたニコ・ニコルソンさんでしたが、ショーケースに映る自分の姿を見て場違いだと感じてしまいます。そんな時、店員さんに「何かお探しですか?」と声をかけられ、焦って挙動不審に……。しかし、見ているだけのニコ・ニコルソンさんにも、マダムな雰囲気の店員さんは笑顔で「どうぞゆっくりご覧になってください」と声をかけます。


マンガ家とカルティエ01 ついふらっとカルティエに入ってしまった


マンガ家とカルティエ02 場違い感に気がついたというニコ・ニコルソンさん

 カルティエに興味があることを伝えようと、先日行ったというカルティエの展覧会の話を一生懸命していたところ、「よろしければ、カタログをお持ち帰りになりますか?」と店員さん。まるで写真集のような豪華な装丁のカタログをカルティエのショップバッグに入れてくれました。そして店員さんは、お店の入り口で「いつかご縁ができましたらまたいらしてください」と頭を下げ、ニコ・ニコルソンさんをお見送りしてくれます。

 高級店にふさわしい接客を受け、ニコ・ニコルソンさんは「いつか一生に一度、1つだけ高価なものを手に入れるのなら、カルティエにしよう……」と心に誓うのでした。


マンガ家とカルティエ03 写真集のようなカタログを渡される


マンガ家とカルティエ04 高価なものを買う時はカルティエにしようと心に決める

 もしかしたら塩対応されるかもしれない……ついついそんな考えが頭をよぎり、高級ブランドショップに入ることをためらうこともあります。でも、今回のように買わないお客さんに対しても温かい対応をしてくれるなら、一気にファンになってしまいそうですね。ここぞという時にはこんな体験をさせてくれるお店、定員さんにお願いしたい! 余裕のある豊かな対応が本当にステキです!

 この漫画の読者からは「購入しない人にも素晴らしい対応! こういうことがあると、機会があればここで買います! って気になりますよね。未来のお客様を育てるのも店員次第ですね」「素晴らしい。高級ブランドには、高級ブランド足りうる理由があるということを、あらてめて感じます」「カルティエの接客素晴らしいですよね。自分も接客に感激して婚約指輪と結婚指輪をここで買いました」など、カルティエの素晴らしい接客を絶賛するコメントが集まっています。

 作者ニコ・ニコルソン(@niconicholson)さんは、『マンガ 認知症』『アルキメデスのお風呂』『ナガサレール イエタテール』など手掛けています。また、雑誌『美術手帖』に連載された『根本敬ゲルニカ計画』が単行本化されています。

画像提供:ニコ・ニコルソン(@niconicholson)さん

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