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» 2020年02月14日 19時30分 公開

崖っぷちのヤクザとサラリーマンと女子高生がバスジャックに…… ハートフルなギャグ漫画が笑いと涙のジェットコースター(1/2 ページ)

ダイナミックでハートフル。

[Tomo,ねとらぼ]

 ヤクザとサラリーマンと女子高生。さまざまな事情で崖っぷちな人たちの乗ったバスがジャックされる漫画「あったかい世界」が、ダイナミックながらもタイトル通りの心温まる展開で多くの読者の心をつかんでいます。作者は漫画家の三上(@nezimakiatama)さん。

 手打ち金を持って敵の組との取引に向かうヤクザ、今度遅刻したらクビになるサラリーマン、トイレに行きたい女子高生。そんな3人が乗り合わせたバスがジャックされてしまいます。

バスジャックが!

 身代金要求をたくらむ犯人ですが、遅刻確定でクビになったサラリーマンを「良い事きっとあるって」と慰めたり、飛び出してきた猫をひかないようバスを止めたりと、ちょくちょく優しさを見せます。実はいい人そうな犯人に、「アンタ…根は優しい子でしょう?」と事情を尋ねる乗客のおばあさん。

 泣かず飛ばすの小説家だった犯人。ようやくできた会心の作品は出版社にだまし取られ、借金を背負い……とガチの不幸エピソードに人質は一同涙し、おばあさんに妊婦さん、運転手と、バスのみんながこぞって犯人を励ます展開に。立ち直ることを決意をする犯人ですが、そのとき妊婦さんが産気づき――。妊婦さんを助けようと一丸となる車内。そこに広がるあったかい世界……ダイナミックでハートフルな物語の行方はぜひ漫画で確かめてください。

車内は一転、犯人を応援するムードに。そして……

 バスジャックというシリアスな状況ながら、人の良い犯人に、指でっぽうでバスジャックに参加するサラリーマン、限界過ぎて人間を超えてしまう女子高生、冴え渡るヤクザのツッコミと、テンポよく畳み掛けてくるギャグ。かと思えばギャグの中にジーンとくるあったかい場面が挟まれ、笑いと涙のジェットコースターが味わえるお話です。読者からも「ギャグなのに心に訴えかけるものがありました」「勢いに笑い、大団円に暖かい気持ちになりました」「シリアスとギャグとハートフルが組み合わさっててめちゃくちゃ面白かったですww」などのコメントが寄せられています。

 同作は週刊少年マガジン第102回新人漫画賞で佳作を受賞した作品。三上さんは同誌の第100回新人漫画賞においても「クソみてぇな人生」で特別奨励賞を受賞しています。

あったかい世界

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