世界が終わるまであと7日――最後の日々を過ごす少年を描いた漫画が心に刺さる(1/2 ページ)
人生を悔いなく過ごせているだろうかと考えさせられる。
世界の終わりまであと7日。そんな中で過ごす若者を描いた漫画「世界が終わる7日間の物語」が、考えさせられる内容で反響を呼んでいます。作者は漫画家のにしもとのりあき(@nishimotta)さん。
太陽系がブラックホールに飲み込まれるとして、国連が世界の終わりを宣言してから5年。世界が終わるまであと1週間に迫りました。日本政府は国民に自死薬を配布。主人公のナツは友達のじゅん、さつきと一緒に過ごしていました。
暴力を振るう親がいない今のほうが生きやすいというナツ、未来があるから我慢していたことに気付いたというじゅん。そんな2人に「最後まであんたらと一緒におれて楽しかったわ」と言い残してさつきは自死薬を自身に投与します。
学校へ行き、じゅんと遊び、母親代わりの叔母と過ごし、授業を続けていた先生と最後のあいさつを交わし……周りの人とこれまで言えなかった思いを伝え合い、1日1日を送るナツ。じゅんはこの世を去り、叔母も旅立っていきます。
1人になったナツに、叔母が残したのは母親の居場所を記した手紙。ナツの母親は離婚して精神的に追い詰められ、暴力を振るうように。そんな事情から叔母はナツを引き取ったのです。母親はナツを気にかけていたと伝え、「もしナツがいいのならお母さんに会ってあげて」と言い残した叔母。そして世界は最後の日を迎え――。
同作はにしもとさんが「世界の終わり」をテーマにした合同誌に掲載したもので、Twitterでは7日間に渡って毎日投稿されました。主人公はどうなるのか、本当に世界は滅びるのかと、続きが気になってグイグイと引き込まれます。読み終わった後は、自分だったら世界の終わりまでをどう過ごすだろうか、今世界が終わっても悔いのないように過ごせているだろうかと、いろいろなことを考えたくなります。
読者からも「7日分読んでもっと人とのかかわりを大切にしたいと感じました」「人との一瞬の出来事一瞬の事を大事にしなきゃいけないなって感じた」と、日々を大切に過ごしたいという感想が寄せられています。
作者のにしもとさんは講談社ちばてつや賞などを受賞し、子ども、笑い、弱さをテーマにした作品を手掛けています。受賞作品は、にしもとさんの公式サイトで読むことができます。
「世界が終わる7日間の物語」
1日目
関連記事
「ばあちゃんいつ死ぬの?」 安楽死が認められた世の中で死を迫られる漫画「デスハラ」が考えさせられる
自分だったらどうする?死にかけた元カレがロボットになってやってきた 今カレとの三角関係描いた漫画が胸に響く
元カノへの思いの強さが今カレを変えた。優等生はなぜクラスメイトの私物を盗んだのか “自分らしさ”の意味を問う漫画に「勇気貰った」
好きなものを好きと言える世界であってほしい。漫画「20年ぶりに親父に会ったら難病だった話」 寝たきりになり筋力を失った父は最期に何を思ったか
家族とは何か、あらためて考えさせられる。人間がくれる愛を食べないと生きていけない 不思議な生き物の漫画が深く考えさせられる
いろいろなものを連想してしまう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
【あんぱん】主人公・今田美桜の“服装”にネット騒然 「目が覚めた」「集中できない」「確かに一瞬見えた」
チョコザップ、「ドリンクバー」を終了 杯数制限実施も……「一部のお客様にしかご利用いただけない」
「店舗での寝泊まり行為」も発覚…… チョコザップが“悪質利用者”に「強制退会」などの措置を実施
←焼く前 焼いた後→ 陶芸作品の変化に「すごっ!!」 並べた写真が160万表示 「めっっちゃいい」「凄すぎます」
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
1歳娘とパパが18年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「娘ちゃん左手nice」「カッコ良いお父さま!」の声
河川敷に生えていた“やけに立派な草”→思わず引っこ抜いたら…… 1カ月半後、驚きの結末に「すげー!」「こういうの本当に憧れる」
1970年代に建てられた廃別荘、取り壊していくと…… “解体後に残ったもの”に反響 「想像以上」「見入ってしまった」
そうはならんやろ モンハンワイルズで“国民的アニメ”のキャラクターを再現 斜め上のありえない姿に「いやムキムキやんww」【モンハンワイルズの記事まとめ】
手作り木箱に“ただの雑草”を入れて放置したら…… 8カ月後、興味深い変化に「面白い」「いつかマネできたらな」
- マクドナルド、ハッピーセットの「早期終了」を発表 横行する転売――モラルのない行動に第2弾販売への不安広まる
- 小5のときに描いた絵→4年後…… 「ねぇ何があったん?」「鳥肌立った」中3になって描いた絵が160万再生
- 50年間放置して“ジャングル化”したおばあちゃんの家 → 掃除したら…… “木の中から現れたもの”が170万再生 「予想を超えた」「ブラボー」【海外】
- “1K8.5畳”の新居を一人暮らし男子が模様替え→1年後…… 「もうホテルやん笑」生まれ変わった空間に驚き「こんな部屋に住みたい」
- 「娘の目が大きいのは赤ちゃんだから」と思っていたママ、成長すると…… 驚きの姿に「ディズニープリンセスだ」【海外】
- ショウガを土に埋めて水やりすると……「すごすぎる!!」 想像もつかなかった、とんでもない状態に37万再生
- ボランティアで庭を掃除していたら…… 物置から見つかった“ヤバいもの”で警察沙汰に 「通報して正解」「絶対に触らないで」【海外】
- 皇后さま、全身「真っ白な衣装」に18万いいね
- 日本人のママと米国人のパパが国際結婚→生まれた子どもは…… 290万再生の“まさかの現在”に「びっくりしました」「心温まる」【海外】
- 「子供泣くぞこれ」 トーマスの塗り絵、描き始めて2秒で…… “予想を超えた変貌ぶり”に反響「夢に出てきそう……」「ヒィィ…!!」
- 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
- 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
- 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
- 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
- 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
- 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
- パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
- 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
- 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
- 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」