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» 2020年02月25日 16時15分 公開

新型コロナウイルス関連で初の経営破綻 西浦温泉の老舗旅館「冨士見荘」

中国人ツアーの受け入れに注力していたとのこと。

[ねとらぼ]

 東京商工リサーチによると、新型コロナウイルスの影響で観光客が減った愛知県蒲郡市の旅館が事業を停止し、破産を申し立てることになりました。新型コロナウイルスに関連した経営破綻は初とのことです。

フォト 「冨士見荘」のWebサイト。「西浦温泉で最も歴史のある老舗旅館」をうたっていた

 事業を停止したのは「西浦温泉」の観光旅館「冨士見荘」。ピークの2005年12月期に5億5000万円の売上高を計上していたものの、その後の不振で資金ショートを起こし、13年8月には行き詰まりが表面化していたとのことです。

 ただ、その後も事業を継続し、特に近年は中国人ツアーの受け入れに注力していました。ところが新型コロナウイルスの影響で中国からの団体客のキャンセルが相次ぐ事態に。中国の春節で盛り上がりを見込んでいた需要が確保できなくなり、先行きの見通しが立たなくなった結果、事業継続を断念しました。

フォト 観光庁は新型コロナウイルス関連で経営が厳しくなっている関連業者向け相談窓口を設置している(観光庁のWebサイトより)

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