2020年の夏 記録的暖冬のあとは猛暑? 冷夏?

» 2020年02月26日 07時00分 公開
[日本気象協会 tenki.jp(http://www.tenki.jp/)]
Tenki.jp


 今年の夏(6月〜8月)の気温は全国的に平年並みか高い予想。梅雨時は蒸し暑く、盛夏は強い日差しが照り付け、厳しい暑さの日が多いでしょう。25日発表の暖候期予報をもとに、今年の夏の天候の特徴についてまとめました。

予想される海洋と大気の特徴

 夏にかけて、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性が高くなっています。ただ、地球温暖化の影響等により、全球で大気全体の気温は高い予想です。

 梅雨前線の北上は平年程度が見込まれます。沖縄や奄美、九州から関東では高気圧の縁を回って雨雲の元となる湿った空気が流れ込みやすい時期があるでしょう。2019年の夏は西日本を中心に度々大雨に。2018年は平年30年7月豪雨(西日本を中心に記録的大雨)、2017年は平成29年7月九州北部豪雨が起こるなど、この時期は毎年のように大雨災害が発生しており、大雨に注意が必要です。

 夏の後半は太平洋高気圧の本州付近への張り出しが強く、上空にあるチベット高気圧の張り出しもやや強くなるでしょう。梅雨明けした後は九州から関東は夏空の広がる日が多くなりそうです。

2020年 夏の天候は?

 沖縄や奄美では梅雨の時期(5月から6月)は平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。梅雨の時期の降水量は平年並みか多い見込みです。梅雨明け後は太平洋高気圧に覆われて、夏空が広がるでしょう。夏の降水量はほぼ平年並みの予想です。

 九州から東北は梅雨の時期(6月から7月)は平年と同様に曇りや雨の日が多い予想です。梅雨の時期の降水量はほぼ平年並みの見込みです。その後、盛夏の時期は九州から関東では平年より晴れて、ギラギラと強い日差しの照りつける日が多いでしょう。東北や北海道の天気は数日の周期で変わり、夏空は続かない予想です。夏の降水量はほぼ平年並みでしょう。

 今年の夏の気温は、全国的に暖かい空気に覆われやすく、平年並みか高いでしょう。梅雨時は蒸し暑く、真夏は体にこたえる厳しい暑さの日が多くなる見込みです。屋外のイベントやスポーツ観戦などは万全な熱中症対策が必要になりそうです。

関連リンク

Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」