いつも同じ顔、でも「魅力は表情」 サンリオ「ポチャッコ」ファンが、4年に1度の誕生日にポチャッコ愛を語り尽くします(4/4 ページ)

» 2020年02月28日 19時30分 公開
[ヤングねとらぼ]
前のページへ 1|2|3|4       

時代をつなぐ「ポチャッコ フレンズデザイン」シリーズ

 さて、このように近年はサンリオでもおしゃれキャラのポチャッコですが、1989年、初登場時のポチャッコは実は衣装がなく、はだかのデビューでした。先日発表されたばかりの新グッズ、「ポチャッコ レトロ」シリーズではポチャッコのデビュー当時のイラストが復刻されています。

 まだはだかのポチャッコは現在よりも少し「イヌの男のコ」らしさが強調されて感じます。表情もいくぶん幼いよう。今とは少し印象が違いますが、この頃のポチャッコもとてもかわいらしいですね! ちなみにこの「ポチャッコ レトロ」シリーズは、サンリオピューロランド限定販売。このグッズを買うためだけでもピューロランドへ行きたい……!

 では、ポチャッコが服を着るようになったのはいつからだったのでしょうか? 筆者が調べた限りでは、1991年が最初のようでした。1989年のポチャッコのデビューから2年後です。そしてそれ以降、はだかのポチャッコはほとんど登場することが無くなります。過去のものとして忘れられたはだかのポチャッコ。しかし2019年、思わぬ形で復活を遂げることになります。それがこの「ポチャッコ フレンズデザイン」シリーズです。

ポチャッコ生誕祭 「ポチャッコ フレンズデザイン」シリーズのノート

 「フレンズデザイン」シリーズの特徴はなんといっても、ポチャッコにそっくりの小さなぬいぐるみが登場すること。自分そっくりのぬいぐるみを不思議そうに見つめるポチャッコがとてもかわいいですね……。さすが好奇心旺盛なポチャッコ、シッポの動きを見たところ、どうやらこのぬいぐるみが気に入ったみたいです!

 そう、このポチャッコそっくりのぬいぐるみこそ、最初期のはだかポチャッコのオマージュ。ぬいぐるみを見つめるポチャッコのイラストも、先述の「ポチャッコ レトロ」シリーズに描かれていた最初期のはだかポチャッコと寝そべった構図が全く同じになっています。

ポチャッコ生誕祭 自分そっくりのぬいぐるみと遊ぶポチャッコ

 デビュー当時のポチャッコを知る人には分かる小さな遊び心が込められたこのシリーズは、ポチャッコがデビューした1989年から30年の節目となる2019年に発表されました。初期のイラストの構図を忠実に再現しながら、過去のポチャッコと今のポチャッコが見つめ合う粋な計らいです。

 新しい友達となったぬいぐるみと遊ぶポチャッコ。すっかりお気に入りで、どこへ行くにも抱っこして連れて行くようですね。眠るときもおなかの上にぬいぐるみ。筆者もそうですが、幼い頃に、あるいは今でも、同じようにポチャッコのぬいぐるみを連れて遊びに出かけたり、抱きしめて一緒に眠ったという人は多いのではないでしょうか?

 このデザインは、単に初期デザインの復刻というだけでなく、デビューから30年、ポチャッコを愛してきた全ての人たちにささげられているように思えます。書いていて泣きそうになってきました。

2020年のポチャッコへ

 さてさて、ポチャッコの魅力と、ポチャッコが愛されてきた歴史について語ってきましたが、いかがでしたでしょうか? ポチャッコのファンの方はもちろん、ポチャッコが気になった方はぜひ、お近くのサンリオショップへ足を運んでみてください!

 バースデーを目前に控えた今、各地のサンリオショップではたくさんのポチャッコグッズが展開されています。また、サンリオ公式サイトやオンラインショップではグリーティング情報なども随時発表されています。あなたのお近くのショップでポチャッコに会ったり、一緒に写真を撮ったりできるかもしれません!

 ポチャッコイヤーといえる2020年、ポチャッコにはますますの躍進を期待したいところ。個人的には、1995年以来となるサンリオキャラクター大賞の第1位を期待しています!

 実はポチャッコは1991年〜1995年までキャラクター大賞をなんと5連覇しているんです。歴代の優勝数でもハローキティに続く第2位。ここしばらくは優勝からは遠ざかっていますが、過去3年は10位、6位、5位と年を追うごとに順位を上げてきています。お誕生日もありグッズ発売や露出が増える今年、25年ぶりとなる首位返り咲きも夢ではありません!

 興奮してついつい勝手な期待を膨らませてしまいましたが、最後は主役に一番大事なメッセージを伝えて筆を置こうと思います。4年に1度のお誕生日おめでとう、ポチャッコ!

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/18/news145.jpg “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  3. /nl/articles/2412/16/news079.jpg “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/17/news060.jpg 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  5. /nl/articles/2412/17/news197.jpg 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  6. /nl/articles/2412/17/news078.jpg 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  7. /nl/articles/2412/18/news059.jpg 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2411/25/news189.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  10. /nl/articles/2412/18/news056.jpg 日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」