ネガティブな社畜OLの日常を描く漫画 帰宅後はわずかな気力でスマホ→もっと疲れがたまる→スマホ……という負のループに「なんだこの人生」

まるで自分の人生が漫画化されているようだ……。

» 2020年03月02日 07時30分 公開
[植木 鉢ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 ネガティブな社畜OLが「なんだこの人生……」と日々自問する人気Twitter漫画が、『なんだこの人生 日曜しか生きた心地がしない社畜OLの日常』(橋本ゆの著/KADOKAWA)としてついに単行本になりました。


なんだこの人生 『なんだこの人生 日曜しか生きた心地がしない社畜OLの日常』

 主人公の名前は藤井夏菜子。期待に胸を膨らませて就職するも、社会人2年目になると、1日働いて家に帰るころには疲れ果て何もできない日々。自分を変えようとジムや英会話を始めるもどれも続かず……。それでも日々を生きる夏菜子を描いた、ネガティブだけどちょっぴりほのぼのするストーリーとなっています。きっとあなたも共感するはず……!


なんだこの人生 期待に胸を膨らませて入社する藤井夏菜子

なんだこの人生 疲れていると生産的なことがどんどんできなくなっていくという“社会人あるある”

「社会人2年目病」

 目の前の仕事をこなすのが精いっぱいだった社会人1年目に比べ、2年目になると仕事にも慣れて少し余裕が出始めます。そんなときにふと思うのがこの社会人生活がこれから長きにわたり続くということ。

 朝は満員電車に揺られ、夜は残業でクタクタに。帰宅すると夕飯とお風呂に入って寝るだけの生活。このルーティンがあと40年近く繰り返されると思うと……。


社会人2年目病 社会人2年目病

社会人2年目病

「平日何もできない社会人になった」

 そんな仕事の疲れから、夏菜子は帰宅すると即寝転んでしまう生活。他にやりたいことがあっても横になりたい気持ちが一番勝ってしまいます。辛うじてできるのはスマホをいじることくらい。しかしダラダラとスマホを見続けることでまた疲れがたまり負のループに……。

 社会人になってからやりたかった夢や目標を成し遂げる気力も沸かず、いつの間にかそんな気持ちも薄れてしまいました。


平日何もできない社会人になった 平日何もできない社会人になった

平日何もできない社会人になった

平日何もできない社会人になった

平日何もできない社会人になった

「有給とは」

 こうした慢性的な疲れを解消するためにも、有給は社会人に与えられた重要な権利! ある日夏菜子は会社に行きたくなくなさすぎたので、思い切ってたまっていた有給を消化することにします。

 会社には迷惑を掛けられないため、スケジュールを念入りに確認しますが、なかなか最適な日が見つかりません。しかしそれではいつまでたっても休みが取れないため、無理にでも有給消化を決行することに。

 念願の有給当日、普段はできないゲームで休みを満喫……といきたいところでしたが、片付いていない仕事のことばかりが気になってしまいます。他のことをして気を紛らわせようとしても、思い出すのは仕事のことばかり。

 結局心が休まらないまま1日を終え、翌日からはたまった仕事でかえって疲弊する生活が待ち受けているのでした。有給で回復できないのはつらい……。


有給とは 有給とは

有給とは

有給とは

有給とは

「一人焼肉の喜び」

 “焼肉”それは人生のご褒美。有給でも癒せないならば、この最終兵器に登場してもらいましょう。ぼっちにとって1人焼肉はハードルの高さがありますがSNSで1人焼肉専門店を発見!

 実際にお店に行ってみると女性のお一人様も多く入りやすい雰囲気です。テーブルは壁で区切られていて注文はタッチパネルのため、店員さんと話す必要もなくコミュ障でも安心です。

 おまけに複数人で行くときと違い、好きなお肉ばかり堪能できて「まだ自分は食べられるけどみんなお腹いっぱいなのか〜」と周囲を気遣う必要もなし。お会計もリーズナブルで幸福感はMAX……なはずでしたが、代償として体にお肉がつきはじめていたことに気付いてしまい、結局悲しい気持ちで一日を終えるのでした。社畜に安住の地はないというのか……?


一人焼肉の喜び 一人焼肉の喜び


一人焼肉の喜び


一人焼肉の喜び


一人焼肉の喜び

 単行本は2月28日発売。どのエピソードも「なんだこの人生!」と、つい夏菜子と一緒にツッコミながら読みたくなる1冊になっています。


(C)橋本ゆの著/KADOKAWA


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」