ブロックチェーンを学ぼう→鎖分銅で打ち合う地下格闘を観戦 “ITあるある”漫画シリーズが全部思ってたのと違う
むしろネビュラチェーン的な。
ブロックチェーン技術を学ぶはずが、謎のアングラ格闘技を観戦していた――。IT企業の実態を描く(?)漫画が、想像の斜め上を行っていて愉快です。鎖でブロックを振り回して戦うから「ブロックチェーン」なのか〜なるほどなるほど……じゃないんだよ。
そもそもブロックチェーンは、仮想通貨などに用いられる分散型ネットワーク。その仕組みがよく分かっていないと話したところ、主人公のIT社長はコンサルタントに「一度生で見たら分かる」と勧められ、7万円のチケットを買わされて観戦するはめになりました。「生で」とか言われた時点で違和感に気付け。
そして実際に会場へ足を運ぶと、そこにいたのは「ブロック(付き)チェーン」で打ち合うたくましい男たち。仮面を付けたチャレンジャーが、「ずいぶんおとなしいブロックチェーンじゃねェか!?」「あんたのブロックチェーンはそんなもんか?」などとチャンピオンをあおっています。パワーワードの応酬に、主人公は困惑するばかり。
すると、寡黙に守備を固めていたチャンピオンが、「遠距離攻撃に頼りすぎだ青二才」とぽつり。鎖を巻いてブロックを拳に固定し、「近接パンチ」でチャレンジャーを一蹴します。そして最後にひと言、「『近接攻撃(ブロック)』と『遠距離攻撃(チェーン)』は合わせて1つ」。そうか、真のブロックチェーンとは間合いを選ばない格闘術であったかなるほどなるほど……じゃないんだってば。
この漫画は、漫画家の山田しいた(@yamada_theta)さんがTwitterで展開しているシリーズ。IT業界の“あるある”を、いつもトリッキーな解釈で別次元へ転化しています。
例えば、風刺画で有名な「顧客が本当に必要だったもの」ネタでは、業務アプリを発注したのに“白い粉”が納品される事態に。発注内容と納品物の乖離が激しいにも程があるし、またしても話が闇社会すぎる。
そして「大昔にできた法律にイノベーションがつぶされる話」では、「新たなキャッシュレス決済」と称して拳銃を突きつけ、会計を突破しようとする男が登場(無事投獄)。確かに「無銭飲食」もキャッシュはレスだけど、そういうことじゃないよ! あと、イノベーションでもなんでもないし、法につぶされるのも道理だよ!!
ほかにも、「(本人が)AI(の)技術者(中身は普通の人間並)を採用する話」や、「“なぜか動くプログラム”の仕様書を発掘する話」といった不可思議なエピソードが公開。Twitterに投稿された漫画はnoteにもまとめられています。発想の豊かさに感心させられるばかりで、今後も楽しみです。
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