ラベルをはがさず捨てられる、アサヒの「ラベルレスボトル」が神アプデ シールすらなくなりついに「完全ラベルレス」に
4月1日からの法改正により完全ラベルレスが実現。原材料名等の法定表示は外箱に記されています。
アサヒ飲料が「アサヒおいしい水」のラベルレスボトル版(関連記事)を、4月7日からリニューアルすると発表しました。以前は上部に小さな“タックシール”が付いていましたが、これすら消滅し、ついに念願の「完全ラベルレス」に!
【訂正】当初4月6日からリニューアルと書いていましたが、4月7日の誤りでした。お詫びして訂正いたします(4月3日10時追記)
これらのラベルレスボトル製品は、「ケース販売専用商品」として同社が2018年から展開しているもの。原材料名などの表示を“外箱”に記載することで、ペットボトルに貼付されるラベルを削減し、捨てる際にはがす手間を省いて使いやすくしたものです。
2018年に「おいしい水」をAmazon.co.jp上でテスト販売したのが始まりで(関連記事)、その後も「十六茶」や「六条麦茶」など定番商品を次々投入。2019年5月からははAmazon.co.jp以外の通販・宅配サービスでも取り扱いを開始するなど、販路を拡大していました。また、2020年2月に「ウィルキンソン タンサン」が新たに加わった際には、Twitterで「これは助かる」「すばらしい」など大きな注目を集めることに。
実はTwitterで話題になった際、編集部でもアサヒ飲料に開発の経緯や、どうやってラベルレスを実現したのかなどを聞いていました。アサヒ飲料によると、ラベルレス製品は環境負荷低減を目指す取り組み「容器包装2030」の一環としてはじめたもの。消費者からもこれまでに「ラベルをはがす手間がないのは助かる」「エコでラク」といった声が寄せられているそうです。
今回の「完全ラベルレス化」については、2020年4月1日の「資源有効利用促進法」改正により実現したものだといいます。改正後はペットボトル入り飲料の表示について「法定表示が外装に記載されている場合、個別容器への表示マークを省略できる(リサイクルマークの刻印は必要)」と、規定が緩和されたため、今回のボトルが実現したとのこと。
※上記はまだリニューアル前の製品です
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