「回転寿司に関する調査 2020」で興味深い結果続々 「一番人気はサーモン」「538円以上の皿には手が出ない」

食べる枚数から、コラボしてほしいアニメ(トップは「鬼滅の刃」)まで、幅広いデータが出ています。

» 2020年04月01日 18時36分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 マルハニチロが、「回転寿司に関する消費者実態調査 2020」の結果を公開しました。「よく食べるネタ」や「食べる枚数」など、幅広いデータが示されています。ネタの一番人気はサーモンで、9年連続のトップです。


ネタ人気 男女ともに一番人気はサーモン。同じくマグロ(赤身・中トロ)も人気。女性はエビを推す声が多い

 調査は、月に1回以上回転寿司店を利用する全国の15歳〜59歳男女3000人を対象に、インターネットリサーチで実施。サーモンは「よく食べるネタ」「最初に食べることが多いネタ」「シメに食べることが多いネタ」の全てで1位となりました。2位以降では、マグロの赤身や中トロ、ハマチやエビが目立っています。


最初 「最初に食べることが多いネタ」は、「よく食べるネタ」と傾向がほぼ同じ。最初は食べ慣れたネタを選ぶ人が多いのだと思われます

シメ シメについては鉄火巻きや玉子など、軽めのネタも上位に

 「よく食べているサイドメニュー(複数回答形式)」では、みそ汁と茶碗蒸しがどちらも約3割で1・2位。3位以降にはポテトフライやラーメン、ケーキやパフェが並び、近年のメニューの多様化を示しています。


サイド ポテトフライが人気

 「何皿程度を食べることが多いか」の質問では、「5〜9皿」の43.5%が最多。ただし、男性は「10〜14皿」が50.3%、女性は「5〜9皿」が63%と、男女差が大きく現れました。


枚数 全体平均は9.5皿

 「回っているネタ」と「注文して握ってもらうネタ」の、どちらを多く食べるかについては、前者が26.3%に対し、後者は73.8%。握りたてで食べたい人が圧倒的に多いようです。


枚数 傾向は女性のほうが強い

 他にも「1人あたりの平均支払額は男性1711円、女性1317円」「値段が高すぎて手が出ない皿は538円(平均値)から」など、多様なデータが公開。「店とコラボしてほしいと思うアニメ」「タッチパネルの音声を担当してほしいアニメキャラ」といった設問もあり、それぞれ「鬼滅の刃」と「ドラえもん」が一番人気となっています。


枚数 コラボ希望アニメでは「鬼滅の刃」や「ONE PIECE」「ドラえもん」が人気

枚数 ドラえもん、悟空、ルフィがトップ3。ちなみに野沢雅子さんは、はま寿司の音声を担当したことがあります

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