推しバーチャルアイドルの“中の人”が死んだはずが活動を再開…… 1人のファンと中の人たちを描く漫画が心に刺さる(1/2 ページ)

キャラと“中の人”。私たちはどちらを応援しているのだろう。

» 2020年04月10日 19時00分 公開
[コンタケねとらぼ]

 いつも動画を見ていた推しのバーチャルアイドルの“中の人”が亡くなり、別の人に変わってしまった――。そんな現代的なアイドル界と1人のファンの姿を描いた描いた創作漫画、「今日も生きている。」が人気となっています。心がきゅっとなる話だぁ……。



 コンビニでバイトをする皆内は、バーチャルアイドル「夢野アミ」の大ファン。誰かがキャラを動かしているという考えはナンセンスと断じる、純な男です。


夢野アミ ほく バーチャルアイドル 中の人 死亡 今日も生きている。 漫画 夢野アミ

 しかし、ある日を境に約1カ月間、アミの動画投稿が途絶えSNSの投稿のみの活動となってしまいます。忙しいのかなと軽く考えていた皆内ですが、1カ月前に“中の人”が亡くなり、現在は別の人がSNS投稿をしていることが事務所の投稿から判明してしまいます。


夢野アミ ほく バーチャルアイドル 中の人 死亡 今日も生きている。 漫画 “中の人”死亡を知ってしまった皆内

 意気消沈の皆内は、バイト中も沈んだまま。そんなとき、アミに似た声で、アミの缶バッジを着けた女性客が店に訪れます。その後偶然知り合った2人は、同じアミファンとして意気投合。新しく投稿されていく動画を見る気になれなかった皆内ですが、彼女の真っすぐに応援する姿を見て“中の人”の気持ちが知りたいという思いが芽生えます。


夢野アミ ほく バーチャルアイドル 中の人 死亡 今日も生きている。 漫画 似た声をもつ女性客

 さまざまな手段でアミとの接触を試みる皆内。ついには事務所に直接乗り込みますが、そこにいたのはファンだったはずの女性客。やはり新しい“中の人”の正体は……? 続きは、ぜひ読んでみてください。


夢野アミ ほく バーチャルアイドル 中の人 死亡 今日も生きている。 漫画 バーチャルアイドルと“中の人”。私たちはどこを見ているのだろう

 この漫画にリプライ欄では、「すごく心がザワザワするような締め付けられるようなお話しでした」「本当に自分が好きな物は何なのか」「知ってる所でもこういう話が何件も…」「なんか、救われた気がします…」「ライブを見てからこれを読んで、ますます心に突き刺さりました」といった声が寄せられていました。

 この漫画を公開したのは、ほくさん(@kikaizikakeno)。普段からイラストや漫画を投稿しています。また、夢野アミは実際にバーチャルアイドルとして活動中。漫画と同名の動画「今日も生きている。」は、漫画を読み終えたあとに見てみてください。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」