不気味な音をたてて悪霊がついてくる…… 霊媒師が悪霊を祓う漫画が優しい結末
これぞ悪霊の有効活用。
» 2020年04月14日 19時30分 公開
[鈴木伊玖馬,ねとらぼ]
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誰もいないのに近くで不気味な足音が……恐ろしげな悪霊を霊媒師が祓(はら)うマンガの結末に、Twitterで「優しい世界」と反響が寄せられています。
毎日外出するときに「ペタッ」「ペタッ」と変な足音がすると、霊媒師に相談しに来た女性。彼女に取り憑いていたのは、一つ目に大きな口、長い腕を持つ恐ろしい姿の悪霊でした。しかし霊媒師は「悪霊が憑いているよ」とさらりと告げると、悪霊をお札に封じ込めてあっさりと祓ってしまいます。
女性がお礼を言って去ると、霊媒師はせっかく封じたお札を破ってしまいます。再度出現した悪霊に、薄く笑って「そんなデカい図体でショボイことするなよ」「もっと面白いことしない? 教えてあげるよ」。霊媒師をにらんでいた悪霊もニヤリ。何やら不穏な空気……。
次に悪霊が取り憑いたのは目の見えない女性でした。以前のように「ペタッ」「ペタッ」と足音を聞かせています。しかし赤信号ではピタッと停止。女性が事故に遭わないよう誘導する、優しい守護霊に変貌したのでした。
作者はWebで創作漫画を公開している矢薙(@yanaginga)さん。途中までの不穏な雰囲気を覆すラストに、作品を読んだ人からは「やさしい世界」「悪人顔で誤解される霊媒師さん、無茶苦茶良い人ですね」「より良い在り方示してくれた霊能者さんGJ」と心が温かくなった人からの感想が寄せられました。
矢薙さんは、これまでに創作したマンガをKindleで無料配信しています。
画像提供:矢薙(@yanaginga)さん
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