「私の家族はバイキンじゃない」 物流関係で働く夫への心無い対応を描いた漫画に「ありえない」「悲しくなります」
働く人に敬意を。
物流関係の仕事をする夫が、配達先で心無い対応をされたという漫画に「ありえない」と憤慨するコメントや、配達してくれている人たちへの感謝の声が集まっています。作者は漫画家の渋谷さえら(@voxxx)さんです。
渋谷さんの夫は物流関係の仕事をしており、リモートワークができるわけではなく、天気も関係なく夜遅くまで働いています。最近は新型コロナウイルスの影響で「置き配」を選択する人が増え(※置き配の対応は事業者によって異なります)、サインをもらう手間が省けて楽になった一面がある一方で……。
わざわざ医療用のゴム手袋を付けて荷物を受け取る、除菌スプレーを向ける、など心無い対応をするお客さんが増えたといいます。毎日重たいお水やお米などの生活必需品を配達しているのに、まるでバイキンのような扱い……。
渋谷さんは、過敏になる部分があることは分かるとしつつも、「それを他人に強いるのはどうでしょうか」と問いかけます。「私の家族はバイキンじゃない」「外で働いてくれる人がいるからこそ、私達の生活は成り立っている事を考えてみて下さい」と呼びかけ、早く穏やかな日々が戻ってほしいと結んでいます。
外出自粛が長引いていることで、心の余裕がなくなってしまうこともあるかもしれません。でも、厳しい状況の中でも働いてくれている人がいるからこそ自粛できているのです。敬意を払った対応をしていきたいものですね。
この漫画の読者からは「医療と同じくらい大事で尊い仕事だと思うし、感謝しかないよ」「どこの誰かわからないところに行かなきゃならない配達員さんの方が余程怖いでしょう。本当にお疲れ様です」「旦那さんの様に頑張ってくれてる人がいるから、僕らは家で自粛生活をおくれていると思っています。感謝しかありません」など配達してくれる人たちへの感謝の声が集まっています。
渋谷さえら(@voxxx)さんは、SNSで育児漫画を中心に公開中。コミックエッセイ『やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜』も連載しています。
画像提供:渋谷さえら(@voxxx)さん
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