インタビュー
» 2020年05月15日 21時00分 公開

【令和だけどセガハードの話をしようか】20代の若者に聞く「ドリームキャストを今でも遊んでいる理由」【令和】ドリキャスを遊んでいる人インタビュー(2/2 ページ)

[ねとらぼ]
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「現行のテレビでもストレスなく遊べます」 大学生・百江羽入さん(@mshrigm1126



―― ドリームキャストはいつからプレイしていますか?

 テレビ番組で過去のハードで縛りプレイをする企画があり、それにドリームキャストが登場してからずっと気になっていて。程度のいい中古品を購入して、5年ほど遊んでいます。

―― 発売から20年以上たった今、ドリームキャストの魅力は?

 最近のゲームは画質を重視し過ぎているのか、それ以外の作り込みが不十分に感じます。また、DLC(ダウンロードコンテンツ)をバラ売りするいわゆる“DLC商法”が嫌いなので、それらがないのが魅力です。

 メジャータイトルですが「グランディアII」はドリームキャストの画質に最適化されていて、接続方式によっては現行のテレビでもストレスなく遊べます。同じ理由で「AIR」「Kanon」などのノベルゲームもオススメです。


周辺機器のキーボードも所有

「22歳ですが、プレイ年数は20年」 匿名希望さん



―― ドリームキャストはいつからプレイしていますか?

 現在、22歳ですが、プレイ年数は20年くらいですかね。父がドリキャスを持っていて、小さいころから遊んでいました。

―― 今回の企画では珍しい20代の20年選手。オススメタイトルは?

 「ソニック」シリーズ自体がすごく好きなのでベタ誉めになってしまいますが、「ソニックアドベンチャー」「2」はストーリー性、個性豊かなキャラクター、アクション、グラフィック……当時のゲームとしては、どこを取っても素晴らしかったのではないかと思います。特に「2」は前作を超えるアクション性の高さ、アツいストーリー展開が魅力的でした。

当時のゲーマーの夢を追体験できるハード ゲームライター・tnhrさん(@zombie_haruchan

―― ドリームキャストはいつからプレイしていますか?

 リアタイのファンではないです。ドリキャス発売が98年で、僕が生まれた年が99年。僕はドリキャスの後輩です。

 もともとレトロゲームが好きでFC、SFC、64、セガサターン、PSを所持。「そろそろドリキャスもやろうかな」というタイミングで「新サクラ大戦」「シェンムー3」が発売間近だったので、過去のナンバリングもやってみようということで2019年に購入しました。

 また、マンガ「ハイスコアガール」(※)が好きだったり、ゲームセンター「ミカド」(※)で「バーチャファイター3」の大会がいまだに行われているという情報を知り、移植版で練習するためにドリキャスが必要だった、という理由もあります。

※ハイスコアガール:格ゲーブームの時代を舞台とした「90年代アーケードラブコメディー」。2018年にテレビアニメ化

※ミカド:東京都内のゲームセンター。実力者が集う「伝説のゲ−セン」として知られる

―― 「バーチャファイター3」の大会にはもう参加しました?

 いえ、プレイ動画を見ながら、コツコツ修行をしているところです。というのも、以前、「ヴァンパイアセイヴァー」の初中級者大会に出たところ、小学生の女の子とそのママにあり得ないほどボコボコにされまして。

―― なん……だと……?

 ミカドには猛者が集まっています……。

―― 発売から20年以上たった今、ドリームキャストの魅力は?

 その他のレトロゲームにも共通することですけど、「当時のゲーマーの夢が追体験できること」だと思います。

 例えば、「シェンムー」。発売当時は、オープンワールドの「時間帯に応じてキャラクターが個々に生活している」「NPC全てに名前がある」といった要素に驚きがあったらしく、その歴史が僕にとっての感動です。ドリキャスのタイトルからは「ハードの性能がめちゃくちゃ良くなった。さて、どういうゲームを作ろうか」という開発者の喜びのような、苦労のようなものがひしひしと伝わってきます。

 また、今の時代はUnityなどのソフトで誰でも簡単にゲームが作れるんですが、個人で作るとバカゲー、ワンアイデアの作品が多くて。そのメチャクチャさが、オフィシャルで体験できるのがドリキャスだと思っています。インディーズじゃない、本物のバカを楽しませてもらう感覚でプレイしています。

 具体的に言うと「スペースチャンネル5」「シーマン」はとにかくビジュアルが攻めまくっています。

 「スペースチャンネル5」は宇宙人とダンスバトルして人々を救うゲームで、ミスると後ろにいる人々のヒザがありえないほど震えますし、「シーマン」(※)はなぜあんなに売れたのか理解できません。確かに実際にプレイしてみると、あの人語を話すキモい魚に不思議と愛着がわいてくるのですが。

※1998年、Nintendo64ではかわいい大人気ポケモンとおしゃべりできる「ピカチュウげんきでちゅう」が登場。その翌年、ドリームキャストでは全然かわいくない人面魚とおしゃべりできる「シーマン 〜禁断のペット〜」が発売された。なお、どちらも大ヒットしたもよう

おまけ:ドリキャスあるある

  • 「自分としては『ゲームディスクで音楽聞きがち』ですかね。他ハードと違って、ドリキャスのゲームディスクでも音楽再生機能が使えて、「このゲーム、どんなBGM流れてたっけ?」とチェックできます」
  • 「コントローラーのABXYがアメリカ方式。日本式で慣れていると、ときどきこんがらがる」
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