“ドリキャスを遊び続けている人”に聞くあのころの思い出「夜中、家族に隠れてネット接続」「本体より先にVMを購入」:【令和】ドリキャスを遊んでいる人インタビュー(2/2 ページ)
“ゲーセンでヒットしたタイトルの完全移植”に期待していた 黒鉄侑斗さん(@bki_special)
―― ドリームキャストはいつからプレイしていますか?
買ってから22年。途中で数年のブランクがありますが、まだドリキャスやってますよ!
―― ドリームキャストの魅力は何だと思いますか?
セガハードの中では一番の完成度。具体的には故障や不具合の少なさです。
「THE TYPING OF THE DEAD」というタッチタイピングソフトの良作があるのですが、タイピングの練習はキーボードが傷みます。それでドリームキャストの生産終了後、たたき売りされていた中古の専用キーボードを5台くらい購入したのですが、全然壊れていません。
あの時代のネットワーク機能は、ユーザーを選ぶものだったと思います。例えば、私はあのころ自衛隊にいたのですが、基地内にネット回線を引くことなんてできませんでした。セガハード全般に言えることですが、ドリームキャストも「早過ぎる名機」だったと思います。
セガは任天堂やソニーと違い、ゲームセンターで強かった。僕としては「ゲーセンでヒットしたタイトルを完全移植する」という戦略をもっと前面に押し出してほしかったですね。
「夜中、家族に隠れて電話回線につなげていた」 O2PAI☆VTuberさん(@O2PAIGC)
―― ドリームキャストはいつからプレイしていますか?
バーチャルYoutuberのO2PAIと申します。
発売日に近所のコンビニで購入したドリームキャストが、まだ現役です。いつ壊れてもおかしくない年代物なので互換機などが出てくれるとうれしいんですが、いろんな問題があって難しいみたいですね……。
―― 発売当時のドリームキャストの印象は?
PS2より1年ちょっと早く発売され、PS、SSに続く最初の次世代機だったので、ハイスペックなハード性能、独自規格のGD-ROMで表現されたビジュアルには度肝を抜かれました。
現代のゲームに引けを取らない魅力的なタイトルも多く、例えば、セガサターンで人気だったブルー三部作(「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」から始まる三部作)の流れをくむ「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で」、ファンタジー版「アーマードコア」といわれる「フレームグライド」。いずれも現行機には移植されていないロボゲーですが、色褪せない名作だと思います。
自分にとってはインターネットを初めて体験したハードでもあって、ゲームの追加コンテンツをダウンロードするために、夜中、家族に隠れて電話回線につなげていたことを思い出します。「ダイヤルQ2みたいに接続時間でお金がかかる」と聞いていたので使うときは恐る恐る。目的のデータを手に入れたら、すぐに回線を引っこ抜いていました。
―― それが今ではバーチャル世界の住人ですから、時代ですねえ
おまけ:ドリキャスあるある
- 「僕以外も同じことを言う人が多いと思いますが、ビジュアルメモリがすぐに電池切れを起こしてしまい、そのまま本体の電源を入れるとピーという音がうるさい」
- 「電池が切れたビジュアルメモリをコントローラーに挿したままDCを起動して、『ピーーーッ!』は“あるある”ですね。自分はこの音が鳴らないとDCをプレイしているという気分にならないというほど、当たり前の現象になってしまいました」
- 「VM(ビジュアルメモリ)の『ピーッ』の次に多そうな“あるある”は『ファンがうるさい』ですね。3DSのカスタムテーマとしてDCが扱われた際にも、VMとファンの音が収録されるほどでした」「おそらく家庭用ハードで初めてファンを搭載した機種だと思うのですが、友人宅では部屋の外に漏れ聞こえてしまい、本体をタオルでくるむというファン台無しの行為までしたそうです」
関連記事
- 【令和のドリキャスプレイヤー】プレイ歴数年の20代が語る「レトロゲーという認識はない」「自分にとっては最新ハード」
ドリキャスと同世代の人たちに、同ハードの魅力を聞いてみました。 - 「ネットワーク機能は使えなくなったが、ドリームキャストで誰かとつながれる」 “今でもドリキャスを遊んでいる人”インタビュー
ドリキャス20年選手にお話を伺いました。 - セガの名作「スペースチャンネル5」、VRで復活 モーションコントローラーで踊る体感ゲームに
PSVR版が2月26日に発売。HTC VIVE版、SteamVR版、Oculus Quest版も予定。 - もし「ミニセガサターン」が発売したら収録されていて欲しいサターンゲー10選
サターンパッドは良かった……。 - 何回ループしてもセガサターンが勝てない…… ファンがセガ社員に転生して覇権を目指す漫画が熱すぎる
いくら覇権をとれずとも、セガファンには1つの希望が。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
不二家の「プレミアムショートケーキ(国産苺)」が半額に! 3日間限定キャンペーン
-
中山美穂、金髪&ミニ丈の大胆イメチェンに視聴者びっくり! “格付け”出演の最新ビジュアルに「誰だか分からなかった」
-
日本エレキテル連合・中野、ネタで酷使し容姿に異変→手術を決断 「ダメよ〜、ダメダメ」でブレイク、2022年にがん公表
-
動物病院の会計中、振り返って愛犬を見たら…… “柴らしい”もん絶級の光景に「天使かよ!」「帰れるもんねw」
-
「ハンガー・ゲーム」出演俳優、撮影中の性的暴行被害を告白 泣きながら撮った当時の写真添え「すごくつらかった」と胸中明かす
-
ミス筑波大モデル、25キロ減量したビフォーアフターに「ホント凄い」 整形疑う声も「元々は埋もれてたようですね」
-
上沼恵美子さん直伝「ホタテの一番おいしい食べ方」に絶賛の声続々! 「発想が主婦目線」「マネして作ってみます」
-
【今日の計算】「8×4−2+1」を計算せよ
-
1歳赤ちゃん、寝ぼけまなこの謎行動が150万再生突破 「仕事の疲れ、吹っ飛んだ」「少し出ちゃったの可愛すぎ」
-
「めざましテレビ」“新お天気キャスター”が「美しすぎる」と注目 ミス東京GP獲得から約4カ月で
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
- 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
- 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
- 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
- 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
- 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
- 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
- パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
- “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
- 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
- 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
- 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
- 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
- “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」