「また氷上で見られる日を願って」羽生結弦選手、3.11以降17曲の“スケート振付動画”披露しコロナ終息祈る(1/2 ページ)

美しい……。

» 2020年05月07日 14時07分 公開
[百合野綾ねとらぼ]

 男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が5月6日、日本スケート連盟の公式Twitterの投稿に登場。3本の動画にわたって、2011年3月11日以降の歴代プログラムを地上で踊る姿を披露し、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)終息の願いを発信しました。ネット上では「夢と希望を与えてくれた」「また氷上で見られる日を願って」と感動の声を呼んでいます。


 日本スケート連盟の公式Twitterでは、4月21日から「#SkateForward明るい未来へ」をテーマに世界選手権代表選手たちがメッセージを発信してきました。羽生選手の最初の動画では、2011年の「White Legend」、2011年から2012年の「悲愴(ひそう)」「ロミオ+ジュリエット」、2012年から2013年の「ノートルダム・ド・パリ」と、次々に踊る姿が。続いて、アジア人初の金メダル獲得となった2014年のソチオリンピックで披露した、ショートプログラム(以下SP)の演目「パリの散歩道」、フリースケーティング(以下FS)の演目「ロミオとジュリエット」では、対照的な曲調の振り付けを披露。まるで氷上にいるかのようにしなやかな動きでみせており、2014年から2015年の「オペラ座の怪人」では、迫力のある演技で締めくくっています。


羽生結弦 フィギュアスケート スポーツ 平昌オリンピックで「SEIMEI」を披露した羽生結弦選手(画像はOlympic YouTubeチャンネルから)

 2本目は、2014年から2016年の「The Final Time Traveler」からゆっくり美麗にスタート。2015年から2016年の「天と地のレクイエム」、2016年から2017年の「Let's Go Crazy」「Hope&Legacy」とバラードが連続し、腕を大きく使ってのびやかに魅了。さらに、羽生選手が男子としては66年ぶりの五輪連覇を達成した平昌オリンピックで披露したSP演目「バラード第一番」で一気に空気をピリッと締め、エキシビション演目「Notte Stellata(The Swan)」では、美しく優雅に回転しています。

 そして3本目の動画では、2018年から2019年の「Otonal(秋によせて)」「Origin」で緊迫感のある始まりから一転し、「春よ、来い」で桜をほうふつとさせるようなはかない美しさを体現。ラストは、平昌オリンピックのFSで多くの感動を呼んだ「SEIMEI」で見る人をグッと引き込み、印象的な腕を挙げる振付で、華麗に終焉(しゅうえん)。これまで羽生選手が届けてきた名場面が一気に見られるような内容となっていました。

「Yuzuru Hanyu (JPN) Gold Medal Men's Figure Skating Free Programme PyeongChang 2018」

 動画に寄せられたコメント欄には、「感無量」「夢と希望を与えてくれた」「地上の舞でも美しい」「羽生選手の歩んできた道のりを思い、涙があふれました」「素晴らしい歴史を見ることができて感動」「力強いメッセージをありがとう」と華麗に舞う羽生選手に魅了された人のコメントが殺到。「羽生選手、元気そうでよかった」「また氷上で見られる日を願って」「新たなプログラムを披露されるときを楽しみにしています」と羽生選手の演技を再び氷上で見られることを祈願する人の声もみられました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news179.jpg 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」