「天才で財閥令嬢」なあの娘が気に食わなかったけれど…… 意外な素顔を知った同級生の漫画が大切なことを教えてくれる
本当のことは外から見えない。
特待生で学年首席の天才少女のことが気に食わない学年次席の男子が、ひょんなことから彼女の素顔を知ることになる漫画が大切なことに気付かせてくれます。作者は漫画家の矢村いち(@yamuraichi)さんです。
特待生で学年首席の天才、おまけに大金持ちだとうわさの高花さん。いくら努力しても追いつけない学年次席の男子は、何でも涼しい顔でこなす彼女のことが気に入りません。先生が2人に用事を頼んだときは、高花さんが早く帰りたいので1人でやりたいと言えば、男の子は自分がやったほうが早いと1人で引き受ける……と負けず嫌いぶりを見せます。
ある日、高花さんに家で勉強会をしないかと誘われた男の子。戸惑いつつも財閥の家に興味を覚えた彼は了承しますが……彼女の家は至って普通。財閥の娘というウワサはデマだったのです。しかも勉強の必要なんてない天才だと思っていた彼女が、真っ暗になってもずっと勉強している努力家だということを彼女の家族から聞きます。
「天才」というのは周囲が貼るレッテルで、高花さんはただひたむきに努力する普通の人なのだと気づいた男の子は、彼女に「すまなかった」と謝るのでした。
一方、他の生徒に遠巻きにされるばかりの高花さんは、いつも自分に突っかかってくる男の子のことが気になっていました。弟が体調を崩して一刻も早く帰りたいのに、先生に頼まれごとをしたときに1人で引き受けてくれた彼。それは決して気遣いではないことは分かっていても、彼女にはうれしいこと。これからはたまに一緒に勉強をしようと、勇気を出して彼を誘うのでした。青春!
恵まれた環境に見える人や、勉強や仕事を簡単にこなしているように見える人をうらやましく思ってしまう……。でも、実際にはただ「天才」なのではなく、努力をしている人が多いのですよね。うわさや表面からだけでは本当のことは分からないのだとあらためて思い出させてくれます。男の子がそれに気づいたことで、2人の関係性はこれから変わっていくことでしょう。
読者からは、努力なしで仕事ができると思っていた人が努力していることを知った経験談や、「勘違いしたとかじゃなくて気遣いからじゃないというのを理解した上でありがとうって呟くの尊い……」など2人の関係に萌えるコメントが寄せられています。
矢村さんは、失声症の転校生と心を読める能力を持つ女の子との優しい関係を描いた漫画『声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』をTwitterに投稿して人気に。同作は週刊少年チャンピオンで連載化され、7月に単行本が発売されることも決定しています。
画像提供:矢村いち(@yamuraichi)さん
関連記事
- 声を出せない少女と心が読めるクラスメイト ぶっきらぼうな優しさが心にしみる漫画に「最高」「尊いの塊」
2人の関係が良い……! - 「深夜に大泣きしてる」「あったかい気持ちになった」 後ろの席のヤバイ同級生と“家族”になる漫画に称賛の声
家族は“心の繋がり”。 - 不良をボコボコにする怖い“お嬢”の正体は……? 意外なギャップを描いた漫画にときめく人が続出
脇に控えたバンダナ男にも注目です! - 人は見た目が大事って誰が言った? 怖いヤンキーがクールにお役立ち情報を授ける漫画に心が優しくなる
このヤンキー、どこまで萌えさせるんだ……! - 「“格ゲー勢の発言まとめ”でイケると確信しましたわ」 話題沸騰の「ゲーミングお嬢様」、作者に取材したらお嬢様口調で答えてくれた
「ちなみにリュウとザンギはどっちがクソキャラだと思いますか?」 → 「ザンギに決まってんですわよ」 - 「尊みが振り切れる」「好き」 “同級生で近所の本屋の娘”との14年間を描いた漫画がグッと来る
10歳から24歳までの壮大なラブロマンス。 - ギャップ男子とイケメン女子 顔が怖いけど心優しくて頑張り屋な幼なじみの漫画に萌えと感動が入り交じる
これはステキなギャップ萌え。 - 正反対の陰キャとギャルが美術の授業3時間で恋に落ちる 恋の始まり描く漫画に「かわいい」「ギュンときた」
じっくり見ないと見えてこないこともある。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」