あなたもマーメイドになれる 人魚テイルを付けて撮影できる「人魚会」、活動について聞いてみた
想像以上にリアリティーのある美しい世界でした。
憧れの人魚になって泳いだり、その姿を写真や映像で作品として残したり。そんな珍しくも貴重な活動をしている「人魚会」に注目が集まっています。実際に泳いでいる姿が幻想的で美しい……。
きっかけはTwitterに投稿された「シーラカンスの人魚」の映像で、マーメイドテイルやマーメイドフィンと呼ばれる人魚の足ひれを着用して泳ぐ姿が「すごくきれい」「ステキ」と話題に。また美しくもリアルな人魚のビジュアルに衝撃を受け「(間近で)見てみたい」の声や、「着て泳いでみたい」といった声も寄せられています。
投稿したのは、「関西人魚会」を開催している代表のKikyo(@kikyophoto)さん。フォトグラファーとして人魚たちを撮影するだけでなく、自身も人魚となり、モデルとして魅力的な世界観を表現しています。なにより人魚として泳ぐのを楽しんでおり、潜水中の様子を撮影した動画では、マーメイドテイルでこんなにスムーズに潜れるのかと驚くほどです。こんな世界があるのか……!
そこで、日本ではまだ珍しい人魚体験やマーメイドテイル、そして「人魚会」について、Kikyoさんに詳しいお話を伺いました。
――「関西人魚会」はどのようなきっかけで結成されたのでしょうか
Kikyoさん:撮影でお会いしたAliy(@Aliy_mermaid_)さんとマーメイド好きという事で意気投合して、海外では人魚という職業があるのを知り、日本でもポピュラーにしたいと話をしたのがきっかけで、2人で1年前から関西人魚会を立ち上げました。
――人魚会の活動やメンバー・参加者について教えてください
Kikyoさん:マーメイドテイルを着用して自由に泳げる場を提供しています。時には水中撮影も行います。初心者の方や、テイルをお持ちでない方へのレンタルもご用意しております。
メインメンバーの4人
- Kikyo(@kikyophoto)さん
- Aliy(@Aliy_mermaid_)さん
- 梅吉(@umetikin4warz)さん
- らる(@jellyfish_rrj)さん
を中心として、定員を設けて一般の方を募集しています。
――マーメイドテイルを作れる職人さんはどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
Kikyoさん:日本の職人さんの有無はわからないですが、海外の職人さんにいつも製作お願いしております。
――製作費用はどのくらいかかりますか
Kikyoさん:制作費はピンキリです。通販で買えるようなお手頃なものもありますが、職人さんに頼むと30万〜100万超えのものもございます。
――マーメイドテイルをつけて泳ぐのは普通に泳ぐのと比べてやっぱり難しい……?
Kikyoさん:難しいです。両足を固定されてるため、通常時より身動きが取れません。
――人魚会の活動で大変なこと、また楽しいことを教えてください
Kikyoさん:大変なことは、職人さんに作ってもらったテイルは20キロ近くあるので、持ち運びにとても疲れてしまいます。あと、泳いだ後はすごく筋肉痛になります(笑)。
日本のプールでマーメイドテイルをつけての遊泳は禁止されてますが、人魚会では完全貸切にしておりますので、自由に泳ぐことができるのが楽しいです。慣れると重力を感じないので、浮遊感を感じながら夢の時間を過ごせるようになります。
個人でチャレンジするには色々とハードルが高い人魚だけに、複数人の経験者がいる「人魚会」はマーメイドに憧れる人にとって大切な場所となっているようで、それは昨年から開催の度に満員が続いていることからもわかります。KikyoさんのInstagramではさまざまな人魚フォトを見ることができるので、人魚のフォトアートに興味がある方ものぞいてみるといいでしょう。
(※)この写真は神戸初の水中撮影専用の室内プールスタジオにてプロジェクションマッピングを使用して撮影されています(撮影者は水中ポートレートカメラマン・香川裕貴さん)。
なお、マーメイドテイルは両足を完全に包む特殊な足ひれなので、実際に泳ぐ際には注意が必要です。例え許可された場所でも、初心者が1人で使用することは避けた方がいいでしょう。関西人魚会でも、「安全管理をしっかり大切にしていき初心者様でも参加しやすいような人魚会をつくっていきたい」と、安全面の重要性についてコメントしています。
画像提供:Kikyo@人魚会(@kikyophoto)さん
関連記事
- 人魚のしっぽチョコがトッピングされた「ファンタジーテールフラペチーノ」 台湾スタバのかわいすぎる夏メニューです
飲んでみたい……! - 他人を信じたいけど信じられない人生と、その傍らにあった少女漫画について 人魚と詐欺師とスリの冒険譚『パールガーデン』が示す希望
打ちのめされながら必死に生きている人へ。 - 妖精をテーマにした美しいドレスにうっとり 令和最初の「Angelic Pretty」最新コレクション完全レポート
最新のロリータファッションをレポートします! - 人間に恋をした「人魚王子」の漫画が斜め上 純愛と思いきやアプローチが悪魔的で兄弟ドン引き
単に「人魚姫」の性別を変えただけじゃなかった……。 - 東京ディズニーランドホテルの「アナ雪目隠しダイニング」でレリゴーを考えた
この記事には「レリゴー」が61回出てきます。 - 「会ったことはないけれど、魔夜峰央先生は私の“恩師”」――千葉の女がMOVIXさいたまで「翔んで埼玉」を見た話
大事なことはだいたいみんな、魔夜作品から教わった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」