ゲームのラスボス戦みたい 「東京アラート、発動――!」で真っ赤な都庁の写真が再び話題に
2018年12月の「世界エイズデー」に撮影された都庁の写真です。
「小池知事、東京アラート発動」――6月2日から発動中の「東京アラート」により、赤色でライトアップされた都庁舎がネット上で注目を集めていますが、同時に2018年12月に撮影された1枚の写真を思い出す声が多く上がっています。いつ見てもゲームやアニメの世界のようでドキドキする……。
上記の写真に写るのは、赤色に染まった都庁と、空に映った赤い光、そして手前で両手を意味ありげに広げた撮影者の奥さん。こちらは2018年「世界エイズデー」に都庁が赤くライトアップされた期間に撮影されたもので、ゲーム「女神転生」シリーズを思わせる独特な世界観漂うこの写真は「最終決戦みたい」「(奥さんが)完全にラスボス」と当時大きな反響を呼びました。
東京アラートは、都内の感染状況を知らせつつ注意を喚起すべく発動されたものですが、「東京アラート発動」という言葉がSF作品に登場しそうな響きをはらんでいたため、「一番始めにこの写真を思い出しました」など同写真が再び話題に。そう言われてみると、「『新しい日常』の徹底にご協力をお願いいたします」という東京都の呼びかけも意味深に聞こえてくるような……?
撮影したのは、2010年よりプロの写真家として活動している横田裕市さん(@yokoichi777)。旅写真や風景写真をメインに手掛け、過去にはフィンランド政府観光局・フィンエアー主催の観光誘致プロジェクトや、日本とブータンの国交30周年を祝した観光誘致プロジェクトに日本代表として参加。さらに2016年には著名な国際写真フォトコンテスト「International Photography Awards 2016」のProfessional / Nature, Seasons部門にて優勝を果たしています。
横田さんは、いまだに前回のツイートに引用リツイートやリプライが寄せられていることに触れつつ、「負けずに乗り切りましょう!」と投稿。横田さんの作品はTwitterとInstagram、公式サイトで見ることができるほか、noteでは作品についての詳しい解説なども掲載されているので、興味のある方はチェックしてみるといいでしょう。
横田さんが2018年12月に撮影した東京都庁
画像提供:横田 裕市(@yokoichi777)さん
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