「動画の広告収入を寄付するので広告をクリックして」はNG YouTubeが寄付のガイドラインを公開し注意喚起

寄付額を増やすための広告クリックなどは禁止。

» 2020年06月16日 08時30分 公開
[関口雄太ねとらぼ]

 YouTubeが「動画の広告収入を寄付するので広告をクリックしてほしい」と呼びかけるのは禁止行為とするなど、寄付のガイドラインについて発表しました。


YouTubeが寄付のガイドラインを公開 「動画の広告収入を寄付するので広告をクリックしてほしい」と呼びかけるのはNGとして注意喚起 広告収益寄付を目的としただけの動画削除を報告(画像はYouTubeより)

 黒人差別に反対する「Black Lives Matter」運動に関連して、動画の収益と寄付に関する問い合わせがここ数週間でとても増えているとして、YouTubeは寄付に関するガイドラインを公開しました。


YouTubeが寄付のガイドラインを公開 「動画の広告収入を寄付するので広告をクリックしてほしい」と呼びかけるのはNGとして注意喚起 ガイドラインを公開(画像はYouTubeより)

 「YouTubeは、応援したいテーマや団体についての認識を高めたり資金を調達したりするといった、世界で良いことをするための強力な力となります」と、寄付のためのサービス利用に賛成の立場を表明したうえで、収益と寄付の呼びかけについてできることとできないことに言及しました。

 できることのいくつかの具体例として、動画の終盤に表示できる「エンドスクリーン(終了画面)」で寄付を募集する団体サイトへのリンクを表示すること、視聴者が喜ぶ内容の動画収益を寄付へ回すことを提案。また、チャンネルによっては、動画やライブ配信に「寄付ボタン」を表示できます。「寄付ボタン」の表示はすべてのチャンネルが利用できるわけではなく、アメリカ、イギリス、カナダに拠点があり、10万登録者を突破しているなどの条件を満たした場合のみ行えます。

 できないことの例として「動画の広告を繰り返し見たりクリックしたりするようなスパム行為の助長」が挙げられています。広告の視聴だけを目的とした動画などは、削除対象になると指摘。この行為が発覚した場合は視聴数に応じた収益はクリエイターへ支払われず、広告主も費用の支払いを求められません。また、寄付のためとして他のクリエイターやアーティストの動画をアップすることや、YouTubeからは実際に寄付をしたことの確認ができないのでウソの主張は控えるよう呼びかけています。

 海外ではYouTuberのゾーイ・アミラさんが「お金を払わずにBlack Lives Matterへ寄付できる」として、収益を寄付するための動画を公開していましたが削除されました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」