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» 2020年06月22日 17時00分 公開

その〈女〉って誰のこと? 「女はクソ」と言い切る男子へアドバイスする漫画『アスクミ先生に聞いてみた』12時間目

想像だけで異性のことを怖がってない?

[漫画:後藤羽矢子 紹介文:きんじょうめぐ,ねとらぼ]

 学校では教えてくれない質問に阿須名久美(アスクミ)先生がズバリ答えてくれる漫画『アスクミ先生に聞いてみた』(作:後藤羽矢子)。12時間目は〈女子〉へのイメージをこじらせてしまった男子が登場します。タイトルを見てイラッときた女子も男子もいったん落ち着いて、アスクミ先生の話を聞いてください。


イメージ 固定観念

12時間目 女のクソさってなんなの?

 アスクミ先生の元に訪れた2年生の二重(ふたえ)くんは、自分を二重人格だと告白。本当は女子と仲良くしたいのに、もう一人の人格“滋殺(ジキル)”が出てきて「女なんかクソだ!! 優しい男が好きと言いながら、何故壁ドンとかちょいワル男が好まれる!?」そんなことを言って邪魔してきます。

 二重くんは全く女子を信用していない滋殺を、どうにか説得してほしいようです。


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 創作の世界で描かれるちょいワル男は、確かに人気があります。しかし壁ドンのような強引な行為は、現実社会でされたら恐怖でしかありません。恋人でもない人がパーソナルスペースに踏み込んでくるのは、相手がイケメンだろうと不快でしかないのです。

 でも創作なら安全を確保した状態でロマンチックなドキドキ感を味わえます。もちろん女子みんなが良いと思っているわけではなく、苦手な人だっています。アスクミ先生はこれを「おばけ屋敷を楽しむ気持ちに近い」と表現。


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 ですが二重(滋殺)くんは納得できず、痴漢冤罪を引き合いに出して「面白半分に他人の人生を狂わす。女はどうしようない」と、女性への批判を止めません。そんな彼(ら)に逆に質問です。

「そもそも二重くんの言う〈女〉ってどこにいるの?」

 直接的な被害に遭ったことがあるのかというと、そうでもないようです。

 例えばある女性が「男はみんなクソ。性犯罪ばかりで危険」と言ったらどうでしょうか。男性みんながそうでないというのは明白です。世の中にはいろいろな人がいて〈男だから〉〈女だから〉と2つにくくることはできません。「自分の身近にいる女の人とまずは触れ合うなり接してみて、それから決めてもいいんじゃない?」


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 アスクミ先生のアドバイスにより滋殺は無事に消滅。「女性はクソ」かどうかは、ネットではなく自分で決めると吹っ切ることができたようです。ネットでの噂話よりも、まずは身近な相手に目を向けることが大事ですよね。

(C)後藤羽矢子/竹書房

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