炭酸水のAmazonレビューが「もはや論文」「ガチすぎる」と話題 各メーカーの“炭酸の強さ”を約2カ月かけ調査

情熱がすごい。

» 2020年06月25日 17時10分 公開
[ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 サンガリアの強炭酸水に寄せられた2018年のAmazonレビューが、「もはや論文の域に達している」とTwitterで再注目されています。

 サンガリア、ウィルキンソン、ヴォックスなど各メーカーの強炭酸水をそれぞれまとめ買いし、炭酸の強さや抜け具合を2カ月以上かけて調査しています。情熱がすごい……。



 ペットボトルの炭酸飲料を放置していると、未開封の状態でも少しずつ二酸化炭素が抜けていきます。強い刺激を楽しめる“強炭酸水”も、購入してから日がたてば普通の炭酸水と変わらない、あるいはもっと気の抜けた“弱炭酸水”になってしまう可能性があるのです。

 そこでレビュワーは本格的な実験に乗り出します。5メーカーの強炭酸水をまとめ買いし、2〜3日間隔で未開封のボトルのGV値(炭酸の強さ)を調査。製造時点で最も炭酸が含まれており、なおかつ炭酸が抜けにくい「最もおすすめできる炭酸水」を導き出したのです。


画像はAmazonレビューより

 2カ月を超える調査の結果、製造時のGV値が最も高いと考えられるメーカーはサンガリアとヴォックスに(GV値およそ4.9)。時間経過で減る炭酸の量がゆるやかだったのも同じく2社の商品でした。

 レビュワーは各メーカーのペットボルの厚みや作りを比較し、サンガリアとヴォックスが優れていた理由についても考察しています。サンガリアのボトルは0.5mmと他メーカーの商品よりも0.1〜0.2mmほど厚みがあり、蓋も特殊な2重構造のものを採用。ヴォックスのボトルはサンガリアよりも軽量でしたが、切断し断面をよく見ると3層から成る多層構造になっており、こうした工夫が炭酸の抜けを抑制したのではないかと述べています。

 ちなみにレビュワーの感覚では、“強炭酸”と呼べるGV値は4.25以上。サンガリアとヴォックスは購入後30日〜60日経過してもこの条件を満たす傾向にあったようです。



 レビューは700人以上の利用者が「役に立った」と大絶賛。Twitterでも「レビューガチ勢」「確かにサンガリアが1番好き」など反響を集めています。レビュー時期が2018年6月であり、現在と事情が異なるかもしれない点には留意が必要ですが、スカッと爽やかな炭酸のジュースやお酒がおいしいこれからの時期、大いに参考になるでしょう。




Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた