映画「シドニアの騎士 あいつむぐほし」が2021年に公開 弐瓶勉「原作で明かされていないある事実が判明します！」

特報映像も解禁！

[宮澤諒，ねとらぼ]

　漫画家・弐瓶勉さんの代表作の1つである『シドニアの騎士』の映画化が決定。「シドニアの騎士 あいつむぐほし」のタイトルで、2021年の公開を予定しています。

　テレビアニメ版の主要スタッフが再集結し、原作者の弐瓶さんが総監修を担当。原作とは異なる、新たな内容も多く盛り込まれるとのことです。

　映画化決定の報に合わせて、人型戦闘兵器・衛人のエースパイロットである主人公の谷風長道と、人とガウナから生み出された白羽衣つむぎの2人がそっと手を触れあった新ビジュアルが解禁。さらに、約1分間の特報映像では、中田ヤスタカさんと、こしじまとしこさんの音楽ユニット「CAPSULE」による挿入歌「うつせみ」も聞くことができます。

「シドニアの騎士 あいつむぐほし」ストーリー

未知の生命体・ガウナに地球を破壊され、かろうじて生き残った人類は

巨大な宇宙船「シドニア」で旅を続けていたが、100年ぶりにガウナが現れた。

再び 滅亡の危機に襲われた人類だったが、人とガウナから生み出された白羽衣つむぎや人型戦闘兵器・衛人（モリト）のエースパイロットである谷風長道の活躍により、ガウナをいったん撃退。なんとか勝利をおさめたのだった。

あれから10年-。

シドニアの人々は、つかの間の平和を楽しんでいた。

つむぎも、今やシドニアの英雄となった長道に想いを寄せながら、穏やかな日々を過ごしている。

だが、艦長・小林は分っていた。ガウナがいる限り、この平穏は長く続かないことを。

そして、人類の存亡をかけ、最終決戦を決断する。

愛する人を守るため、シドニア最後の戦いがついに始まった。

　映画化に寄せて、弐瓶さんは「原作のある映像化作品は原作の読者は当然、物語の結末を知っているわけで初見の人より純粋に作品を楽しめないのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。しかし！『あいつむぐほし』では原作で明かされていないある事実が判明します！」と気になるコメント。「それ以外にも原作にはない要素がいくつも追加されています！　原作を読んだ人、必見ですよ！　読んでいない人は映画を観たあとに原作を読みたくなるでしょうね！　僕も早く観たいです！」と絶賛しています。

　また、2021年中の配信を目指してスマートフォン向けゲームアプリ開発プロジェクトも始動。さらに、テレビシリーズ第1期が7月11日25時30分からTOKYO MX、BS11で再放送、7月18日24時30分からニコニコ生放送で配信される他、「『シドニアの騎士 あいつむぐほし』制作決定記念特番『綾と綾音の“ニコ生”光合成』」と題した番組が7月11日21時から二コニコ生放送で配信決定。番組には、洲崎綾さん（白衣羽つむぎ役）、佐倉綾音さん（岐神海蘊役）、瀬下寛之総監督、吉平 “Tady” 直弘監督が出演します。

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局