好きな女の子に「惚れ薬飲んでくれ」 どストレートな天才少年のラブコメ漫画がほほえましい

天才でも気が付かないことはある。

» 2020年07月06日 07時30分 公開
[林美由紀ねとらぼ]
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 素直で誠実でちょっと(?)鈍い天才少年と、その意中の女の子のラブコメディ「騙さない天才と騙す少女」が甘酸っぱくてほほえましいお話で人気を集めています。作者は創作漫画を投稿している山久悠(@Thank_You_Every)さん、原作は漫画家の樋口紀信(@susujinkou)さんです。


騙さない天才と騙す少女04 天才が惚れ薬を作った!?

 惚れ薬を作った「天才」な男の子。早速意中の女の子・みーちゃんに飲ませようとするのですが、「この惚れ薬飲んでくれ」と正直に頼んで呆れられてしまいます。


騙さない天才と騙す少女01


騙さない天才と騙す少女02

 だまして飲ませればいいのにと言うみーちゃんに、「絶対傷つけたくないから絶対騙さない」と天才男子。すると、みーちゃんはその場で惚れ薬をグビッと……。


騙さない天才と騙す少女03

 飲み終わっても何も起こらず、30回目の失敗に悔しがる天才男子。絶対惚れさせてやると意気込む彼を見ながら、初めから惚れてるんだから効くわけないとほほえむみーちゃん。天才男子はいつ彼女の気持ちに気づくのでしょうか?

 みーちゃんへの一途で素直な思いを惚れ薬という形でぶつけ続ける天才男子。そして、ウソをついている訳ではないけれど、本当の気持ちは言わずにあしらうみーちゃん……2人関係はどうなっていくのでしょうか。天才でも女の子の気持ちを読むのは難しいようですね。でも、このすれ違いのもどかしさが甘酸っぱくていいのかも。

 読者からは、他人で試さない天才少年へのツッコミや、「いつか気付くまで見守りたい」「騙して(?)はいるけど嘘はついてない少女の尊さよ 良い」といったコメントが届いています。

 作者の山久悠(@Thank_You_Every)さんは、ジャンプルーキーで、ゾンビ研究者の博士と博士のことが好きすぎてゾンビになった助手のお話「ゾンビ研究者の博士と、博士のことが好きすぎてゾンビになった助手」を更新中。原作者の樋口紀信(@susujinkou)さんは、狂科学者の少女と機械音痴の少年の恋と戦争と独裁の物語『ディクテーターズ -列島の独裁者-』などを手掛けています。2人の合作作品やネームとの比較を収録した短編集『青春マーケット』も電子書籍で配信中です。

画像提供:山久悠(@Thank_You_Every)さん

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