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» 2020年07月13日 18時17分 公開

まるで「ゲーミング肌」 皮膚にくっつくフルカラーディスプレイ、大日本印刷と東京大学が共同開発

貼るコミュニケーションツール。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 大日本印刷は7月13日、「肌に貼れるカラーディスプレイ」の開発に成功したと発表しました。薄くて伸縮性があり、腕や顔など曲面でも自由に装着できます。


スキンディスプレイ 薄くて伸縮性のあるディスプレイ。12×12個のLEDと配線をゴムシートに実装している

スキンディスプレイ 電源や通信回路とセットで肌に装着。外部から受信した画像を表示できる

 同社と東京大学の研究チームが取り組んできた「スキンディスプレイ」技術によるデバイス。ディスプレイと駆動・通信回路、電源から構成されており、外部機器からBLE(Bluetooth Low Energy)通信で送られた情報を表示できます。

 ディスプレイ部は、1.5ミリ角のカラーLED12×12個(144画素)が埋め込まれた、厚み約2ミリのゴムシート。曲げ伸ばしても断線や破損が起こりにくい配線を実現しており、伸縮を繰り返しても電気的・機械的特性は損なわれないそうです。

 研究チームが初めてスキンディスプレイを実現したのは2018年2月のこと。皮膚に貼り付けたセンサーで計測された生体信号をもとに、心電図を表示する装置を発表していました。

前回発表のスキンディスプレイは単色でした

 今回は通信・駆動回路、電源の一体化とカラー化が実現し、単体で使えるコミュニケーションツールとして利用可能に。相手の顔色から気持ちをうかがうといった、リモートでは欠落しがちな非言語コミュニケーションを補完できるため、アフターコロナ社会におけるコミュニケーションに有用と目されています。

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