ロングシートなんて大嫌い？ 乗り鉄がこだわる「座席」のお話：月刊乗り鉄話題（2020年7月版）（4/4 ページ）

[杉山淳一，ねとらぼ]

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筆者が遭遇した「こだわり座席」いろいろ

クロスシートとロングシート。セミクロスのイメージと違う。なんと呼ぼうか（伊賀鉄道）

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京成電鉄の新型通勤電車3100形のロングシートは……

成田空港へ往来する人がスーツケースを置くスペースになる

小田急ロマンスカーの展望席もクロスシート

小田急ロマンスカーの名称は、この「ロマンスシート」が由来。2人掛けで間に肘掛けがないタイプ。映画館のカップル用座席「ロマンスシート」にちなんだという説がある

西武鉄道40000系電車は有料座席「S-TRAIN」のときはクロスシート。通勤電車として使う時は座席が90度回転してロングシートスタイルの並びになる

関西の上級座席は3列でゆったりした車両が多い。（近畿日本鉄道「しまかぜ」）

長距離運行する寝台列車は、日中の走行区間で「座席」として使われた。その区間だけ利用できるきっぷも売られていた。「立席特急券」という料金設定で、実際は自由席特急券のような扱い。空いているベッドに座れた。「ヒルネ」と呼ばれていた

杉山淳一（すぎやま・じゅんいち）

乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢＝鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。鉄旅オブザイヤー選考委員。ITmedia ビジネスオンラインで「週刊鉄道経済」連載。著書に『（ゲームソフト）A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック（KADOKAWA）』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。（幻冬舎）』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法（河出書房新社）』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」。JR路線の完乗率は100％、日本鉄道全路線の完乗率は99.69％（2020年3月時点）

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