「感染者ゼロ」の市が公開した漫画に反響 「一人目になるのが怖い」リアルな市民の声に「安心して感染できるまち」目指す
感染者が少ない地域にも不安が……。
都市部での感染拡大が続く「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)」ですが、“感染者ゼロ”の自治体では別種の不安が芽生えているようです。「ウワサになるから一人目の感染者にだけは絶対なりたくない」「陰口を叩かれたり、村八分にされたらどうしよう」――。
いまだ感染者が出ていない新潟県見附市は、公式Facebookに1枚の漫画を投稿。デリケートな不安を抱える市民へ「安心して感染できる見附市でありたい」と表明するような内容に、市外からも反響が寄せられています。
公開された漫画は、見附市在住のイラストレーター村上徹さんによるもの。「一人目の感染者にだけは絶対なりたくない」「感染したと分かったら村八分にされる」といった声を耳にした村上さんは、こうした問題の根本はウイルスではなく“ひと”にあると指摘します。
誰もが感染する可能性がある中で、もし市内に感染者が出ても「一日でも早く完治するといいね!」と互いを思いやれるような、安心できる見附市であってほしい、そうした空気を自分から作っていきたいと村上さんは述べています。
漫画には「このイラストの声は、マジで感染者を出した地域のリアルな声なのですよね」「自分の暮らす地域の人にも分かってもらいたい」と賛同の声が寄せられました。
それでは、見附市は漫画の内容をどのように捉えているのでしょうか?
見附市公式Facebookを運営する企画調整課の担当者は、編集部の取材に対し「見附市では人と人とのつながり、コミュニティーを大切にしたまちづくりを進めてきており、基本理念に『住みたい 行きたい 帰りたい やさしい絆のまち みつけ』を掲げています」「それぞれの立場でさまざまな意見があるとは思いますが、仮に市内で感染者が発生したとしても、市民の方にはそのようなやさしい気持ちで見守っていただきたいと考えております」とコメント。
また、漫画が述べているような「安心して感染できるまち」であるために、「具体的には決まっていませんが、市民の皆さまへ誤解のないような情報発信をしていく必要がある」としています。
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