「儚さや切なさが凄い」 STU48、新曲「思い出せる恋をしよう」のMVを公開 過去と現在がシンクロする演出がエモい（1/2 ページ）

甘酸っぱい！

[辻英実，ねとらぼ]

　瀬戸内を中心に活動するアイドルグループ「STU48」が7月22日、5thシングル「思い出せる恋をしよう」のMV（Mix Ver.）をYouTubeで公開しました。懐かしさを感じさせる街並みに過去と現在を重ねながら、青春時代を振り返るさわやかなMVに、「エモい」「見てるだけで涙が浮かぶ」と感動の声が寄せられています。

　MVでは、2019年に行われたオーディションにより加入した2期研究生が、青春の「過去」を演じ、1期生と、2019年に正規メンバーへと昇格したドラフト3期生が「現在」を表現。淡い水色の制服姿で、教室でラブレターを書いたり放課後に友達とラムネを飲んだりする青春真っ只中の2期研究生と、大学生風の服装で思い出の地を巡る1期生・ドラフト3期生の対比が印象的に描かれています。また、同じ街並みや学校で同じような動きをするという過去と現在のシンクロも、ノスタルジックな雰囲気を後押ししています。

初々しい中学生を演じる2期研究生（画像はSTU48 公式YouTubeチャンネルから）

思い出を振り返る大学生を演じる1期生＋ドラフト3期生（画像はSTU48 公式YouTubeチャンネルから）

　同MVのロケーションは、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の港町で、1994年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された“御手洗町並み保存地区”。江戸時代からの街並みが残る御手洗を舞台に、5作連続センターの瀧野由美子さんと、2期研究生で初センターの立仙百佳さんが、現在と過去それぞれのバージョンでセンターを務めています。

センターの瀧野さん（左）と立仙さん（右）（画像はSTU48 公式YouTubeチャンネルから）

　同作は研究生も含めた44人全員選抜。2期研究生の原田清花さんは、研究生共有のTwitterアカウントからオフショットを投稿し、「2期研究生全員ではじめてMVを撮らせて頂けた事、本当に嬉しいです…！　いろんな想いをいっぱい込めてるので是非聴いてください！」とMV参加の喜びをつづりました。

　はかない青春を2つの時間軸から描いたノスタルジックなMVに、ファンからは「爽やかな曲なのに泣けてきた」「ももちゃん（過去）が渡した手紙を、ゆりみん（現在）が持つ意味…儚さや切なさが凄い」など、反響が寄せられました。

　STU48の公式Twitterでは、同楽曲の「1期生・ドラフト3期生歌唱ver.」と「2期研究生歌唱ver.」のいずれかのMVをリツイート数といいね数によって公開する投票企画も行われています。