幼なじみを思う女子高生の決心……! 柴犬が主人公の漫画『柴ばあと豆柴太』連載第4回(1/2 ページ)

若者流出を恐れる市議会議員の父親を持つ女の子が登場します。

» 2020年07月26日 13時00分 公開
[宮原れいねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ヤマモトヨウコ 豆柴太

 新人漫画家・ヤマモトヨウコ(@YY0905)さんによる、自分を人間だと思っている柴犬が主人公の漫画『柴ばあと豆柴太』の連載です。講談社協力のもと、ねとらぼ生物部では日曜日に最新エピソードを掲載。漫画本編は次のページからすぐに読めます


漫画 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ 震災 3.11 豆柴太が何やら騒動を……。その理由は!?

↓↓↓前回の記事↓↓↓


↓↓↓1話から読む↓↓↓


ヤマモトヨウコ

ヤマモトヨウコ プロフィール

新人漫画家。京都府出身、京都精華大卒。現在、転勤で仙台在住。

『柴ばあと豆柴太』が初連載。

ねとらぼ:〈ストーリー編〉【毎週日曜更新】

現代ビジネス:〈4P漫画編〉【毎週木曜更新】



 前回の第3話では、柴犬「豆柴太」が火事に遭遇。窮地に陥るも、9年前の“3.11”での光景とおばあちゃん「柴ばあ」との出会いを思い出して立ち上がる様子、また町のヒーローである消防士が抱える、あの日の記憶や現在の心境が描かれました。

 今回のエピソードは、第1話から登場している男子「修司」と、その同級生で幼なじみの女子「美波」。2人の高校生がメインのお話です。豆柴太の活躍と、さらに気になる飲み物も登場しますよ!


しっかり者の美波が見せた涙

 バスケ部の修司は、田舎の公立には似つかわしくないと言われるほどのエース。また同級生の美波とは昔から仲が良く、周囲からカップルのようだとからかわれるほど。


漫画 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ 震災 3.11 しっかり者の美波は、普段から修司をサポートしているようです

 4月、高校3年生になったタイミングで美波は、町から若者が減ることを許さない市議会議員の父親に、修司にとって大事な情報を「他言無用だぞ」と釘を刺されてしまいます。それは、彼の学校が参加するバスケの試合に“スカウト”が来ること。つまり大チャンスなのですが、試合当日、狙ったように彼の補習がその日に変更され、出場できなくなってしまいます。これは……。


漫画 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ 震災 3.11 急な「修司だけ補習」という状況から察し、悩む美波

 父親に逆らう怖さと、修司にいてほしい気持ちから、言うべきか悩む美波。そんなとき、彼女の“お助けサイン”を察知したのが柴犬の豆柴太でした。“非常事態”を柴ばあに伝えようと必死になる豆柴太の姿を見て、美波は「修司を連れていかなきゃ…」と決心。自分にとって何が大事なのか、勇気を出して自分自身で決めた彼女は手を強く握りしめ、熱い涙を流すのでした。


漫画 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ 震災 3.11 決心した彼女の言葉と表情に心打たれる……

 その後は、学校に残っている修司を強引に連れ出して試合会場へ。幼なじみからの謝罪を笑顔で返す修司と、どうにか間に合わせようと頑張る豆柴太。前向きに考え突き進み、諦めない彼らの心と行動がかっこいいです


漫画 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ 震災 3.11 豆柴太が活躍するシーンも

 また今回は、地元の大きい梅を浜の塩とハチミツで漬け込んだ「梅ジュース」が登場。柴ばあが「疲労回復にはうってつけ」と話し、修司が「すっぱ!! あっま!!」とリアクションする飲み物は一度味わってみたくなります。


漫画 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ 震災 3.11 おいしそう!

 次回は8月2日更新。豆柴太の4コマ漫画を掲載予定です。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」