「ツッコミ不在」「心のパンとは……」 “パンと人間のハーフ”描く漫画が何一つ分からないけど感動的な気がする(1/2 ページ)
イイハナシダナー。……イイハナシナンダヨナー……?
“パンと人間のハーフの少年”を描いた漫画が、最初から最後まで何も理解できないけど何か感動すると称賛と困惑の声を集めています。パンというのは、食べ物のパンのことです。小麦粉やライ麦粉といった穀物粉に水、酵母、塩などを加えて作った生地を発酵により膨張させた後、焼くことでできあがる膨化食品(出典:Wikipedia)のパンです。つまり……どういうことだってばよ……。
どこにでもある、ごく普通の4人家族。この家族の父は、パンです。パンがしゃべり、普通に家族として暮らしています。1ページ目から頭がおかしくなりそうだ。
次男のユウトは、パンが遺伝しなかったため普通の人間。一方、兄のカナタは、頭がパンです。体は人間で、頭がパン。えぇ……。
父はパンとして働いており、いずれは同じようにパンとして働くことになるだろうというカナタ。しかし、将来が決まっているからといって努力を怠らないカナタは、学校でも成績上位。そんなカナタが自慢の父は、パン屋で体を切られ陳列されながらもパン職人たちと息子のできについて語り合います。
しかし、内気な性格のカナタは学校では少々浮き気味で、女子に告白しても「小麦アレルギーなの」とフラれてしまいます。男子たちからも、つまらないやつだからと遊びに誘われることもありません。“パンであること”自体をばかにする人間がいないところが静かに狂っていて良い感じです。
パンである自分に思い悩むカナタ。将来が決まっていないのに勉強もせずヘラヘラするユウトに、何ともいえぬ感情が芽生え始めます。自分の思いをユウトにぶつけるカナタですが、話している途中で交通事故にあってしまいました。
病院に搬送され、治療を受けるカナタ。病院に駆けつける父。そして話の感動と狂気は、最高潮を迎えます。何だこの……何? 何ですかこれは? 心のパンとは一体……。
この話にリプライ欄などでは、「(パンってなんだっけ…)」「なにこれ…」「心のパン……(考えている顔の絵文字6個)」「気がついたら涙が流れていました」「めっちゃ感動的やのにわからない…」といった声が寄せられていました。
この話を描いたのは、コモンオムさん(@komon_omu)。7月20日発売された短編集『あるはずさ、胸の奥に、心のパンが』(コアミックス)に掲載されている話の1つとなります。短編集では、パンの父と人間の母のなれ初めエピソードなども収録されているとのこと。
また、WEB漫画サイト「ゼノン編集部」では、短編集に収録されている『パンのいる家族の風景』の試し読みもできます。
(C)コモンオム/コアミックス
関連記事
- ペットショップでメスの原木に一目ぼれ → 生ハムの原木を購入 謎の生物を飼う創作漫画が人類には早すぎる
熟成されたカオスの塊。 - 「唯一コロナに対抗できそうな作品」 アニメ&実写「ギャルと恐竜」、視聴者全員を置き去りにするカオスぶりが話題に
見栄晴さんをキャスティングするセンスよ。 - 全人類が恐れる“アレ”をかわいく擬人化した漫画にあふれる静かな狂気 「絶対ヤンデレ」「嫌だなあ怖いなあ」
く、来るなぁぁ! - 上司がコピーをアンダースローでお願いしてくる OLが会社の狂気に我慢する「耐え子の日常」−職場編−
Twitterで人気のショートギャグ漫画「耐え子の日常」がねとらぼで出張連載。第6回は「うちの職場おかしい」編。 - 毎日が“戦場のような忙しさ” パン屋で働いていたときの大変さを描いた漫画に反響あつまる
「おいしい」の裏の戦場。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」