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» 2020年07月29日 07時30分 公開

「ツッコミ不在」「心のパンとは……」 “パンと人間のハーフ”描く漫画が何一つ分からないけど感動的な気がする(1/2 ページ)

イイハナシダナー。……イイハナシナンダヨナー……?

[コンタケ,ねとらぼ]

 “パンと人間のハーフの少年”を描いた漫画が、最初から最後まで何も理解できないけど何か感動すると称賛と困惑の声を集めています。パンというのは、食べ物のパンのことです。小麦粉やライ麦粉といった穀物粉に水、酵母、塩などを加えて作った生地を発酵により膨張させた後、焼くことでできあがる膨化食品(出典:Wikipedia)のパンです。つまり……どういうことだってばよ……。



コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 顔がパンですじゃないんだよ

 どこにでもある、ごく普通の4人家族。この家族の父は、パンです。パンがしゃべり、普通に家族として暮らしています。1ページ目から頭がおかしくなりそうだ。


コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 食材ではなく家族

 次男のユウトは、パンが遺伝しなかったため普通の人間。一方、兄のカナタは、頭がパンです。体は人間で、頭がパン。えぇ……。

 父はパンとして働いており、いずれは同じようにパンとして働くことになるだろうというカナタ。しかし、将来が決まっているからといって努力を怠らないカナタは、学校でも成績上位。そんなカナタが自慢の父は、パン屋で体を切られ陳列されながらもパン職人たちと息子のできについて語り合います。


コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 切られながら普通に会話をする父

 しかし、内気な性格のカナタは学校では少々浮き気味で、女子に告白しても「小麦アレルギーなの」とフラれてしまいます。男子たちからも、つまらないやつだからと遊びに誘われることもありません。“パンであること”自体をばかにする人間がいないところが静かに狂っていて良い感じです。


コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 そんな断り方あるか?

 パンである自分に思い悩むカナタ。将来が決まっていないのに勉強もせずヘラヘラするユウトに、何ともいえぬ感情が芽生え始めます。自分の思いをユウトにぶつけるカナタですが、話している途中で交通事故にあってしまいました。


コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 思い悩むカナタでしたが……

 病院に搬送され、治療を受けるカナタ。病院に駆けつける父。そして話の感動と狂気は、最高潮を迎えます。何だこの……何? 何ですかこれは? 心のパンとは一体……。


コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 なんて?

 この話にリプライ欄などでは、「(パンってなんだっけ…)」「なにこれ…」「心のパン……(考えている顔の絵文字6個)」「気がついたら涙が流れていました」「めっちゃ感動的やのにわからない…」といった声が寄せられていました。

 この話を描いたのは、コモンオムさん(@komon_omu)。7月20日発売された短編集『あるはずさ、胸の奥に、心のパンが』(コアミックス)に掲載されている話の1つとなります。短編集では、パンの父と人間の母のなれ初めエピソードなども収録されているとのこと。


コモンオム あるはずさ、胸の奥に、心のパンが 漫画 短編集 狂気 『あるはずさ、胸の奥に、心のパンが』書影

 また、WEB漫画サイト「ゼノン編集部」では、短編集に収録されている『パンのいる家族の風景』の試し読みもできます。

(C)コモンオム/コアミックス

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