謎の発作で息ができない!→原因は「コロナ禍のストレス」だった 「あなたのしんどさは、あなただけのしんどさ」と説く漫画に共感
自分の心に耳を傾けたい。
突然の発作で病院へ行くと「心療内科」を薦められた――漫画「オタクが体調不良になった話」がTwitterで話題です。コロナ禍で謎の体調不良が続いている方、もしかしたら原因はストレスかもしれませんよ?
ライブに行ったり同人誌を描いたり……オタク活動を趣味とする作者の環月紙袋(@kanduki_lily)さん。しかし3月から5月にかけてイベントが次々中止になり、オタ活や私生活に変化が生じます。
すると6月に入り、突然の発作が……! 胸が苦しくなり息すらできず、冷や汗も止まらない状態です。やがて発作は1日に数回起きるようになり、発作がない時にも不安感が続き、ご飯が食べられなくなってしまったといいます。
とうぜん身体の病気を真っ先に疑った環月さんは内科へ向かいますが、特に悪い所は見つかりません。先生によれば「心療内科がいいかも」とのこと。
心療内科で話を聞いてもらったところ、イベントの中止や生活の変化がストレスになり、パニック発作を起こしている可能性が高いと診断されます。カウンセリングと薬で治療することになりましたが、環月さんの頭にはひとつの疑問が。みんなだってストレスや不安を抱えているはずなのに、なぜ自分だけ?
すると医師は「みんながつらいということと、あなたが今つらいということは別問題なんですよ」と言ってくれたのです。
その後、治療のおかげで徐々に発作が落ち着き、外出もできるようになってきたという紙袋さん。「しんどさは人それぞれ。あなたのしんどさはあなただけのしんどさです。自分を大切にしていきましょう」と漫画を結んでいます。
みんなだってつらいのに自分だけ……そんな風に自分を責めがちな人もいるでしょう。環境や性格が違えば、不安やつらさを感じる閾値も人それぞれ。比べるものではないのですよね。自分の心に耳を傾け、つらさを感じたら、すぐ誰かに相談したいものです。
読者からは「コロナによる生活の変化で自分も調子を崩しました。誰にとっても他人事ではないのだと思います」「自分も紙袋さんとほぼ似たような症状が起きました。いきなり起きて怖かったです」と共感のコメントが届いています。
画像提供:環月紙袋(@kanduki_lily)さん
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