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» 2020年08月17日 17時00分 公開

好きな芸能人にタメ口でリプライ→ブロック NGなSNS利用にダメ出しする『アスクミ先生に聞いてみた』16時間目

SNS上の相手との距離感、間違ってない?

[漫画:後藤羽矢子 紹介文:きんじょうめぐ,ねとらぼ]

 学校では教えてくれない質問に阿須名久美(アスクミ)先生がズバリ答えてくれる漫画『アスクミ先生に聞いてみた』(作:後藤羽矢子)。16時間目では好きな芸人さんにタメ口でアプローチする生徒に、分かりやすくダメ出しします。

FF外 礼儀 タメ口

16時間目 いきなりタメ口ってダメ?

 好きな芸人さんにSNSでリプライを送っている2年の溜口くんですが、返事をもらえないだけでなく、ブロックされることも多くてムカついているそうです。アスクミ先生がログを見せてもらうと、その内容に驚かされました。「あいかわらずいい意味でバカで最高〜」「今回はちょっとネタのキレが悪かったかなー」と、タメ口で芸人さんに送っていたのでした。

 なぜタメ口なのか聞くと、タメ口の方がフランクで相手も話しかけやすいと思うから、だそうです。「それは返事もらう側のセリフじゃない!」と、アスクミ先生は一喝します。

FF外 礼儀 タメ口
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 アスクミ先生はこの状態を<逆流交流>だと指摘します。逆流交流とはアスクミ先生の造語で、本来は親しくなった結果として気安い態度があるのに、気安い態度を取ることを親しくなるための手段にしてしまうことを言います。これは例えばセクハラにも当てはまる場合があり、親密な間柄の人から「髪上げると色っぽい」と言われても大丈夫ですが、親密度を上げる手段で同じことを言うとアウトになります。

FF外 礼儀 タメ口
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 さらに溜口くんは、タメ口を使うと他の人と違って目立つため、気に留めてくれそうだと言います。アスクミ先生はそのことを<面白いドリーム>と表現しました。少女漫画でモテモテの男子になびかない女の子が「面白い女だな」と、逆にほれられてしまうドリームを表したものです。ビジネス漫画で傍若無人な平社員が会社の偉い人に気に入られるのも、同じことと言えます。

FF外 礼儀 タメ口
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 溜口くんはあらためて芸人さんにリプライを送りました。「其方(そなた)の芸は毎回素晴らしいでござる」と、敬語ではなく時代劇のような口調ですが……。

 社会に出て自分とまったく価値観が違う相手に出会ったときに、礼儀正しさは“私には一般常識があります”“あなたに敵意がありません”といったことを伝える1つの手段になり得ます。その証拠に、なんと芸人さんから返事がきました! 時代劇口調がウケたようで「何ソレおもろい」と、<面白いドリーム>を体現してしまったのです。

FF外 礼儀 タメ口
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FF外 礼儀 タメ口
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 その後も時代劇口調のまま芸人さんと気軽にリプし合うようになった溜口くん。本来のタメ口とは違いますが、丁寧な言い方に変えたことで気になっていた相手と仲良くなれたので、それはそれで良かったのかもしれません。


 ねとらぼアンサーではこれまで『アスクミ先生に聞いてみた』を隔週で出張連載してきましたが、次回からは月1回での掲載となります。待ちきれない人は単行本もチェック!

(C)後藤羽矢子/竹書房


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