オンライン即売会「pictSQUARE」、スパム送信疑惑を否定 SMS送信代行会社の番号が誤解の種に

pictSQUAREが認証コードの送信に利用していたSMS送信代行会社が、スパム業者にも使われていたことから誤解が生じていました。

» 2020年08月18日 16時10分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 オンライン即売会サービス「pictSQUARE」(関連記事)が、一部で指摘されていた「スパム送信に関与していた疑い」について、否定する声明を出しました。


pictSQUARE pictSQUAREの声明(クリックで全文)

 事の起こりは、pictSQUARE利用者のツイート。会員登録時に送られてきた認証用SMSの送信元の電話番号を調べてみたところ、過去に届いたスパムの送信元と一致していたという内容でした。この事象だけで考えると、過去にスパム送信に関与していた団体が、のちにpictSQUAREを始めたかのように見えます。

 この指摘に対し、pictSQUARE運営は「弊社はSMSの配信を、SMS送信代行会社を介して行っている」とコメント。代行会社に問い合わせたところ、認証用SMSの送信用番号は、複数の会社で共有されていると判明したといいます。つまり、スパム業者とpictSQUAREに直接の関係はなく、たまたま同じ番号がSMS配信に使われていたわけです。

 そうなると代行会社の責任も問われるところですが、代行会社も全ての契約会社が正しい用途で利用しているかまでは確認できず、「全てのSMSがスパムか否かを確認・判定するのは不可能に近い」との回答があったとのこと。pictSQUAREもシステム化できない要件として、その見解に同意しています。

 それでも、スパムの発見時にはキャリアとも連携して配信停止を行う体制があり、多くの導入実績もあることから、pictSQUAREは代行会社の利用を継続。あらためてスパムとの関与を否定したうえで、ユーザーの電話番号など個人情報の流出がないよう、機密保持契約を締結していると主張しました。

 その一方で、過去にスパムに利用された番号からのSMS配信が、ユーザーの不安を招くことについては理解を示しています。問題解決のため、代行会社と相談のうえ送信元電話番号を変更するオプション契約を行い、pictSQUARE固有の代表番号からSMSを送信できるよう、対応を進めていくとのことです。


pictSQUARE

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」