「特務機関NERV」防災アプリが有料プラン導入 250円と480円の2段階、無料でも利用制限なし

250円のEプランと480円のEEプランがあり、後者には限定コンテンツも用意されています。

» 2020年09月01日 20時37分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 防災情報アプリ「特務機関NERV防災」で、月額制の「サポーターズクラブ」制度が始まりました。会員プランは、会費が250円のEプランと、480円のEEプラン(税込)の2種類。アプリはこれまで通り誰でも無料かつ広告なしで利用でき、会員は新機能の先行体験など特典を受けられる仕組みです。


NERV

 Eプランに入会すると、デジタル会員証が発行され、登録地点数もこれまでの3箇所から6箇所へ増加。新機能をいち早く利用できる「アーリーアクセス」権もあり、早速9月1日から「緊急地震速報の現在地予想」機能が提供開始されています。なお、アーリーアクセスによる機能は、一定期間の経過後に全ユーザーへ無料解放されます。


NERV 初期微動新機能で、(P波)と主要動(S波)の到達状況や、現在地の予想震度等が表示可能に

 EEプラン会員は上記特典に加えて、会員限定コンテンツが閲覧可能に。NERV防災の開発の裏側、防災に貢献する活動の取り組みなどが、アプリ内で見られるとのことです。

 運営のゲヒルンによると、同アプリの年間運営費は約6000万円。別事業の収益でまかなっている現状から、独立採算での継続を実現するために、ユーザーの支援を募りたいと考えたのだそうです。

 ただ、アプリ内広告は通信環境が逼迫(ひっぱく)する災害時に不向き。一部の情報を有料化するのも「あらゆる人にあまねく情報を届ける」アプリのポリシーに反し、一般的なマネタイズ手段は許容できなかったといいます。

 そのため「アプリと開発チームを大切に思ってくださるファンを育て、サポートしてくださる方とともにアプリを成長させていこう」と考え採用した仕組みが今回のサポーターズクラブ制度。今後は支援を受けて開発した新機能を会員向けにいち早く提供し、一定期間後に全ユーザーへ解放するというサイクルで開発を進めるとのことです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」