ニュース
» 2020年09月16日 12時00分 公開

「あの人があなたをほめてた」の威力はすごい 漫画家が絵を描くことを好きになったきっかけエピソードがじーんとくる

直接ほめられるより、伝聞で知るほうがうれしいってこと、ありますよね。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 『漫画 君たちはどう生きるか』(原作:吉野源三郎)を手がけた羽賀翔一(@hagashoichi)さんが、絵を好きになったきっかけを漫画につづり、話題を呼んでいます。漫画を描いてばかりいた子どものころ、“好き”を決定づけた出来事とは?


アイキャッチ 独りで漫画に打ち込んでいたら、思いがけないところから評価が

 鉛筆の粉で手を真っ黒にしながら、独りで黙々と漫画を描いていた小学生時代。ある日の放課後に、羽賀さんは先生に「しょうちゃんは残って」と呼び止められました。


1P

 自分が何か悪いことをしただろうかと、おそるおそる職員室を訪ねる羽賀さん。すると、先生は「本当はダメなんだけどね……」と、ある書類をないしょで見せてきました。


2P

 それは同級生のY君が出した、国語のテストの答案。「まるで〜のようだ」の形で文を作る問題に、彼はこう答えていたのです。「しょうちゃんのかく絵はまるでほんとうに生きているようだ」と。Y君は気持ちを直接言わない子だと分かっていた先生は、代わりに羽賀さんへ伝えようとはからったのです。


3P

 同級生が陰ながら絵をほめてくれていた事実は、きっと羽賀さんに大きな喜びと勇気を与えたことでしょう。脳裏に深く刻まれたこの記憶は、現在も創作の原動力になっている様子。羽賀さんはあのころのように手を黒く染めながら、「ありがとうY君」と感謝するのでした。

 「絵を描くことが好きになるきっかけに恵まれていた」と語る羽賀さんの漫画は広く読まれ、「泣ける」「良いお話をありがとう」と好評。「すばらしい人脈に恵まれて幸せすぎる」「『あの人があなたのことほめてたよ』の威力は本当にすごい」「他人からしたら何の気もないささいなことでも、本人にとって一生忘れられないことってあるよね」など、共感を呼んでいます。

 羽賀さんは現在、cakesで「ハト部」を連載中。ぱっとしない男子学生の日常を描いたスクールコメディです。

作品提供:羽賀翔一(@hagashoichi)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 痩せたらこんなに変わるのか 丸山桂里奈、現役時代の姿が別人過ぎて「誰かわからん」の声殺到
  3. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  4. セーラーサターンの変身シーン、四半世紀を経てアニメ初公開にネット湧く 「ついに公式が」「感謝しかない」
  5. 「髪型体型全て違う」 丸山桂里奈、引退直後のセルフ写真にツッコミ 4年前のスレンダーな姿に「今も輝いててかわいい」の声も
  6. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  7. 「マジで助けてくれ」 試験中止で教授に“リスのさんすうノート”を提出することになった大学生に爆笑
  8. 「140秒とは思えない満足感」「なぜこれだけの傑作が埋もれているのか」 崩壊した日本を旅する“最後の動画配信者”のショートフィルムが話題
  9. 「化粧! 今すぐ落としてこい!」 男性教師に怒鳴られる生徒をかばう女性教師を描いた漫画に納得と感謝の声
  10. 畠山愛理、いま着たらピチピチなレオタードを公開 「とんでもなく可愛い」「見惚れてしまいました」と反響