レジ袋有料化後、袋を買っているのはわずか12% 買い物にはエコバッグが主流に

レジ袋派、意外と少なかった。

» 2020年09月11日 12時45分 公開
[谷町邦子ねとらぼ]

 企業や市場リサーチを行う日本マーケティングリサーチ機構(JMRO)は、8月に対象にレジ袋の使用状況の一般調査を実施。有料のレジ袋を買っている人の割合は、12%に留まっていることがわかりました。


レジ袋使用状況を調査 Q1. あなたは買い物するごとにレジ袋を購入してますか?

 調査の対象となったのは全国の10代以上の男女1159人。まず、「あなたは買い物するごとにレジ袋を購入してますか」と聞いたところ、72%の人がレジ袋を購入しないと回答。購入すると回答した人はわずか12%でした。

 レジ袋はサイズやお店で異なり1枚2〜10円かかりますが、エコバッグを持っているか、いないかを問わず、大半の人がレジ袋を買っていないことがわかりました。


レジ袋使用状況を調査 Q2. 買い物の際、レジ袋とエコバッグどちらの方が使う頻度が多いですか?

 「買い物の際、レジ袋とエコバッグどちらの方が使う頻度が多いですか?」と買い物時の使用頻度をたずねると、75%がエコバッグの方が多いと回答しました。プラスチック製のレジ袋の方を多く使用するという人は16%に留まっています。

 買い物をする時にレジ袋を使う習慣は、7月1日のレジ袋の有料化からずいぶん浸透したようです。


レジ袋使用状況を調査 Q3. 今後もレジ袋を使い続けると思いますか?

 「今後もレジ袋を使い続けると思いますか?」という質問には、25%の人がプラスチック製のレジ袋を使い続けたいと思うと答え、49%の人が「そう思わない」と回答しました。約5割の人が、レジ袋を使わないライフスタイルを選ぼうとしていることがうかがわれます。

 7月1日のレジ袋の有料化から2ヶ月。すでに70%以上の人がレジ袋をもらわなくなり、エコバッグを使用しているといいます。買い物時にレジ袋が無料でもらえなくなったことでエコバッグの使用が進み、プラスチック製のレジ袋の使用を控えるなど、多くの人が行動を見直すきっかけになったともいえるかもしれません。

(谷町邦子 FacebookTwitter

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」