セメダイン公式「実在したんだ!」 戦前に売られていた「幻のセメダイン」がTwitter経由で発見される 資料がほぼ存在しない謎の接着剤(1/2 ページ)

セメダイン社に取材しました。

» 2020年09月29日 18時38分 公開
[ねとらぼ]

 戦前に売られていたという幻の接着剤「セメダインB」がTwitter経由でセメダイン社に寄贈され、同社公式アカウントも「実在したんだ!」「鳥肌が立っています…」と驚きのツイートを連投しています。




 「セメダインB」戦前に販売されていた接着剤。セメダイン社にも実物は存在せず、資料もほとんど残っていなかったといいます。

 ことの起こりは8月下旬、そんな「セメダインB」と同時期に販売されていた初期モデルの「セメダインC」を偶然にも発掘したTwitterユーザーが、同社に現物を寄贈したことで話題を呼びました。それから数日後、ニュースを目にした他の方が今度は「セメダインB」を寄贈。さらにセメダインのもとになったというイギリスの接着剤「メンダイン」まで同社の元に渡りました。





 同社公式アカウントはメンダインからつらなるセメダインの歴史をつづっています。メンダインはセメダインの創業当時(1923年)の日本市場を席巻していた接着剤。このメンダインを国産接着剤で「攻め」出そうという気概から、「セメダイン」という名前が決まったのだといいます。

 寄贈された「セメダインB」「C」の今後について同社に尋ねたところ「実はまだ決まっていません」とコメント。「貴重な資料ですので、社内で慎重に話し合いを進めています」と述べました。

 またTwitter経由で歴史的資料が同社に贈られたことについては、「お二方ともご厚意で寄贈してくださいまして、心から感謝しております」と感謝を述べると同時に、「Twitterのおかげで、こうして社員すら実態を知らなかった資料に触れることができたことに感動しております。また、その感動をTwitterの皆さんと共有できたことに喜びを感じております」とコメントしています。

 なお、記事が公開された本日9月29日は「く(9)っつく(29)」で「接着の日」なのだとか。同社のTwitterでは、接着剤にまつわるさまざまな豆知識がいつもより多めに投稿されているようです。


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」