パズル雑誌の懸賞品が過去4年間当選者に送られていなかった 晋遊舎が謝罪しあらためて発送へ
外部委託先とのすり合わせ不足と、編集担当者の多忙が主な原因とされています。
» 2020年10月09日 16時45分 公開
[沓澤真二,ねとらぼ]
2016年以来、懸賞品をいまだに当選者へ発送していなかったパズル雑誌があったとして、出版元の晋遊舎が謝罪しました。
当該の本は『難問ナンプレフレンズ』や『てんつなぎフレンズ』など6種の雑誌およびムック。社内のコンプライアンス調査により、2016年6月発売の『まちがいさがしフレンズ Vol.6』以来、規定の期間を経過したあともプレゼントが発送されていないケースが多数発覚したといいます。
同社の編集部門と、外部委託先の編集プロダクションとの間で、発送業務の担当範囲について認識に食い違いがあったのが原因の1つ。編集者が編集作業に忙殺され、発送業務に手が回らなかった点も主要因と説明されています。
毎日新聞の報道によると、未発送のプレゼントは3600件以上。晋遊舎は対策として新たに発送部門を設立し、これまで編集部と外部委託先で行っていた発送業務を社内で一元化。既に未発送分の発送を開始しているとのことです。
当該する雑誌・企画一覧
- 『難問ナンプレフレンズ』Vol.11〜14
- 『まちがいさがしデラックス』Vol.1〜3
- 『てんつなぎデラックス』Vol.1
- 『まちがいさがしフレンズ』Vol.6〜10、2017年11月号、2018年2・5・8・11月号、2019年2・5・8・11月号、2020年2月号
- 『てんつなぎフレンズ』Vol.5〜7、2017年5・8・11月号、2018年2・5・8・11月号、2019年2・5・8・11月号、2020年2月号
- 『漢字てんつなぎフレンズ』Vol.4〜8、2019年7・10月号、2020年1月号、4月号
- 合同プレゼントキャンペーン:みんなのフレンズキャンペーン、フレンズでハッピーキャンペーン、てんつなぎフレンズキャンペーン、漢字ジグザグキャンペーン、ハッピークロスワードキャンペーン、フレンズファミリーキャンペーン、てんつなぎフレンズキャンペーン、ナンバーワンキャンペーン、春のスペシャルプレゼント祭り、フレンズありがとうキャンペーン
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実際の当選者は1人なのに10人と記載していたケースや、当選者数を記載していながら景品の提供がなかったケースもあった。
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