本物のトロッコを“自分で“運転できちゃう! 廃線を再利用した「トロッコ王国美深」に行ってきたよ(1/4 ページ)

何と言っても元ホンモノ! 往復約40分、テンション上がりっぱなし〜。

» 2020年10月16日 19時00分 公開
[少年Bねとらぼ]

 子どものころ、電車の運転士に憧れた人も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。

 そんな夢が、今、かなう! そんなすばらしい場所があると聞き、北海道の美深町に行ってきました。

トロッコ王国美深の全景 子どもの頃の夢が叶う北海道の神テーマパーク「トロッコ王国美深」

子どもの頃の夢がかなう、自分で鉄道を運転できる施設「トロッコ王国美深」

 やってきました、北海道は美深町にある「トロッコ王国美深」。トロッコ王国美深は、実際に使われていた鉄道路線でトロッコを「自分で運転できちゃう」エンターテインメント施設です。1985年に廃線となった旧国鉄美幸線の仁宇布(にうぷ)駅跡にあります。

古い駅舎をイメージした建物には「コタンコロカムイ駅」と書かれていた 古い駅舎をイメージした建物には「コタンコロカムイ駅」と書かれていた

 料金を払ってトロッコ王国美深に「入国」します。入国は大人1800円、2人以上だと大人1人1500円(2020年9月現在)。500円ごとに1つたまるポイントカードと、昔懐かしい「硬券(こうけん)」のきっぷがもらえます。

 “運行(運転体験)”は1時間ごと。発車時間の20分前に受け付けを済ませておきましょう。予約なしでも乗車できますが、電話やネットであらかじめ予約しておくことも可能です。

発車時刻は1時間ごと 1時間ごとに発車

 建物の中には美幸線ほか、国鉄時代の看板や運賃表が飾られています。国鉄時代ってこうだったのか……。

 在りし日の写真や看板を見ていると、だんだん想像が膨んできます。

「駅舎内」にはさまざまな看板が 「駅舎内」にはさまざまな懐かし看板がたくさん
運賃表も。札幌までは940円 手描きの運賃表。二等級制時代のかな。初乗りは60円、札幌まで940円、東京まで3450円、大阪まで3990円で行けたようだ
列車は1日10本(営業列車は1日4本)だったようだ 列車は1日10本ほど運行していた。わたしには読み解けなかったが、好きな人が見ると分かると思う貴重な当時の情報も多々書かれている
在りし日の国鉄美幸線 在りし日の国鉄美幸線の様子
硬券の切符がうれしい 「入国審査」を経てもらえた硬券
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