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» 2020年10月19日 18時30分 公開

「私が辞めるか、古株が辞めるかです」介護の現場に転職して2か月、“正看護師のプライド”を振りかざす相談者 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

看護師として雇われたわけではないのである……!

[北村ヂン,ねとらぼ]

 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月〜金曜11時〜)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは10月14日(水)放送の玉置妙憂パーソナリティー回。

 職場の人間関係を理由に仕事を辞めようか悩んでいるという相談。

テレフォン人生相談

准看護師の古株を見下す新人の相談者(正看護師)

 相談者は45歳女性。夫50歳。看護師をしている娘と、薬剤師の息子がいる。

 「転職をしたんですけども、人間関係のことでつまずいてしまって、転職をするべきかどうしようか、今悩んでいる状態なんですけども」

 「お仕事の内容はなんですか?」

 「看護師です」

 ハッキリと「看護師です」と答えたものの、実は現在の職場は医療現場ではない。

 看護師として前の職場で4年、その前の職場で10年勤めていたものの、「看護師だけではなくて、色んな視野で側面から人を支えたい」ということで、現在は老人介護のデイサービスで働いているのだ。

 「仕事はすごく楽しいんですよ。変な話、楽というか……夜勤とかもないですし。仕事の内容はものすごく好きなんですよ。でもある、一定のひとりの人だけがダメで。その人が一番古株っていう形で」

 この古株と、取り巻き連中が仕事を教えてくれないということが不満なようなのだ。

 「こっちも伊達に20年近くやってきたわけではないので正直、キャリアもあるし、医療と介護だと全然やっぱり、医療の方が勝るというというのはおかしいんですけど、そんなことは分かっているよっていうことは沢山あるんですけども、そういうところでチョイチョイ(古株が)怒鳴り散らすというか……」

 自ら希望して介護の現場に入ったにも関わらず、言葉の端々から介護を見下すような発言が。「仕事を教えてくれない」のではなく、相談者自身に教わろうという姿勢がないのでは……と思ってしまう。

 「(古株は)ナースなんです、ナース。准看護師です、准看護師。ナースで准看護師で、10年くらいそこ(現在の職場)しか知らないっていう感じで」

 相談者が持っている資格は正看護師。一般的に准看護師は正看護師の補助的な役割を担うことになるため、この辺も相談者の上から目線につながっているのだろう。しかし繰り返すが、相談者は現在の職場で看護師として雇われているわけではない。

 「面接の時は(古株も)まあいい感じだったんですけども、入ってもう初日からあいさつもしてくれない。仕事もまったく教えてくれないので、『たぶんこうだろうな』と思って進めると、怒鳴り散らすっていう感じで」

 そのことを所長に相談したところ、「その人を立てろ」と言われたという。

 「今、パートで、よければ社員になってもいいなとは思ったんですけど、申し訳ないんですけどさらさらないですっていう感じで。給料の面でも今までの半分になったので、そこがもう全然納得できていないんですよ」

 相談者は「申し訳ないんですけど」とは言うが、特に「正社員になってくれ」と頼まれたわけではないようだ。

 職場の古株とは折り合いが悪いし、待遇にも納得がいっていない(給料は事前に提示されていたのでは?)、だったらさっさと辞めればいいんじゃないかと思うが、これまでの職場は10年、4年と勤めてきたので、たった2カ月で辞めてしまうことにためらいがあるようだ。

テレフォン人生相談

 そしてもうひとつ、娘が新人看護師として働きはじめたばかりだという事情もあるという。

 「今のデイサービスっていうのがすごく、娘のフォローアップになるんですよね、時間的に。そこを第一に考えたら、今転職すべきではないのかなっていうところと……すごく葛藤はしてるんですよ」

 ということで相談者は、所長にこう詰め寄ったという。

 「私が辞めるか、彼女が辞めるか、(相談者が)我慢するか、3つしかないですよね?」

 所長からハッキリとした返答はなかったというが、そりゃそうだろう。働きはじめたばかりの新人が、10年勤めている古株と自分を比べて「どっちを取るんだ!?」って。

 「(古株は)お山の大将で、『いつの時代のことをやってるんですか?』っていう感じのことをやっていても誰も何も経験がないので言えないし。ナースっていうのも私と彼女しかいないので。だからもう彼女は辞めないだろうな……だってすごく居心地がいいからと思って」

 そりゃ古株からしたら辞めようなんて考えもしないだろう。

 現役の看護師でありケアマネージャーでもある玉置妙憂の意見も聞きたかったところだが、回答者へバトンタッチ。

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