「俺も昔はワルだった」「へぇ〜 今日は当時の被害者を呼んでます」 女子高生がかわいさ全開で鉄槌をくだす漫画「正義のミカたん」

「当時の被害者の気持ち 背負って生きていけよ〜」

» 2020年10月24日 07時30分 公開
[たちこぎライダーねとらぼ]

 「オレも昔は悪かった」と自慢げに語る教師の前に、6年前の被害者を連れてくる女子高生。かわいい仕草で「悪さ自慢もいいけど、被害者の気持ち背負っていけよ〜」と注意します。仕事人のような冷徹さで正義をつらぬくJK、それが正義のミカたんです。


正義のミカたん 「へー」としか言いようがない


 「正義のミカたん」は、かわいい表情と時に強引なやり方との合わせ技で、世にはびこる「ちょっとした悪」を懲らしめる女子高生を描いたマンガ。現在、Instagramを中心にSNS上で連載されています。作者は、あらゆる理不尽をポジティブさ1本で乗り越えるOLを描いた「耐え子の日常」でおなじみ、そろそろ谷川さん(@srsr_TANI)です。


正義のミカたん こんな話されたら「すん……」ってなるよ

 「昔の悪さを自慢する男」というエピソードでは、教師が生徒を前に、男性がやりがちな「俺もワルだった」トークを繰り広げています。聞いていたミカたんは、「どんな悪いことをしたんですか?」と興味津々。教師はこれがワナだと知らずに、過去の窃盗を暴露してしまいます。

 と、男性が過去の悪さをしゃべり終えたところで「そう思って今日は当時の被害者を呼んでます」と、なぜか被害者を連れてきているミカたん。


正義のミカたん 話は聞かせてもらった!

 窃盗の時効は7年。自ら証拠をさらけ出してしまった教師に対し、被害者の気持ちを忘れずに生きていけと、釘をさすのでした。そもそも「悪だった自慢」を聞いてカッコいいと思う人なんていないしね。

 バイト先で「オレみたいなブサイクに彼女なんかできない」と自虐的に語るおじさんも、ミカたんは決して見逃しません。


正義のミカたん 否定してもらいたいんだな

 「オレみたいなデブ、近寄るだけで汗くさいしね」。ヘラヘラと笑って言う店長。明らかに「そんなことないですよ」という言葉を待っている様子です。ちらっ、ちらっ。


正義のミカたん めんどくさいが一番くさい

 しかしミカたんは「はい、くさいっす!」と断言。え……? と言葉を失う店長に、彼女は畳みかけます。「目上の立場からの自虐ネタは、めんどくさいぞぉ〜」。笑うに笑えず、自虐を否定するのもめんどくさい。そんなときには、これが一番ですね。

 バイトといえば、ミカたんが飲食店でバイト中のこと。


正義のミカたん 急にカッコつけだす人

 やっと一息つける空き時間ができたとき、バイトリーダーの先輩が「ヒマになってきたし、換気扇の掃除でもやろうか」と言い出します。め、めんどくせぇ〜。そこですかさずミカたん、「逆効果なのでやめましょう」ときっぱり。


正義のミカたん 人を巻き込むな人を

 なぜなら「あなたのせいでここの空気が悪くなるからです」とも続けます。あり余るやる気は自分で処理してくれとばかりに「バイトのクセにムダに強い責任感、めんどいぞぉ〜」と、かわいい口調で鉄槌を下すのでした。

 事件は路上でも起きています。リードを付けずに犬の散歩をしているおじさんに遭遇したミカたん。頭のいい犬だと逃げたり他の犬に吠えかかったりしないので、飼い主にも注意しづらいところです。


正義のミカたん 言っとくけど犬は無罪

 ミカたんは「すごーい」と犬をなでなで。飼い主のおじさんも「うちのペスはかしこいから」と得意げです。


正義のミカたん 飼い主と周りの人の話なんだよな

 しかし、立ち上がったミカたんは、いつのまにか犬にリードをくくりつけています。「え?」と驚く飼い主に、彼女は「犬を逃がさないためじゃないよ」とひと言。「周りの人に安心を与えるためのリードだぞぉ〜」。ですよね!

 誰もが心のなかでは思っていることなのに、相手が逆上しそうで言い出しにくい。そんな時こそ正義のミカたんの出番です。上目づかいを駆使したかわいさで、図に乗る輩(やから)に鉄槌を下してくれるのですから。

SNSをナメてる女


正義のミカたん

正義のミカたん

正義のミカたん

正義のミカたん リアルな意味で特定される

エスカレーター盗撮男


正義のミカたん

正義のミカたん 深淵もまたこちらをのぞいているのだ

映画の感想を聞いてくる男


正義のミカたん

正義のミカたん それだけが答えではないしね

横に並んで歩く女子高生


正義のミカたん

正義のミカたん

正義のミカたん 横並びの人生なんてつまらない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/12/news174.jpg 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/26/news022.jpg ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  6. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  7. /nl/articles/2404/25/news069.jpg “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  8. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  9. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  10. /nl/articles/2404/26/news024.jpg 0歳赤ちゃん「(ママ来たっ!)」→喜びが抑えきれなくて…… 尊すぎるダンスが300万再生「心が浄化されていく」「朝から癒やされました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」