あらかわいい 廃棄行きだった“皮が破裂したんまんじゅう”に目を付けたらまるでゆるキャラ、無事完売へ(1/2 ページ)
普通のよりこっちを買っちゃうかも。
製造中に皮が破裂してしまったまんじゅうに「目」を付けて販売したところ、かわいいと話題になり完売した和菓子屋が注目を集めています。これはみんな得しかしない素晴らしいアイデア。
この販売方法を実施したのは、山形県南陽市の菓子処六味庵(@mutsumian63/公式サイト)。家族経営をしている和菓子屋さんです。
六味庵で販売している「かぼちゃまんじゅう」は、カボチャ餡のカスタードのような柔らかさが特徴とのこと。しかし、その柔らかさが災いして、たまに皮が破裂してしまうそうです。
破裂したものは廃棄していたそうなのですが、「廃棄せず目をつけて売ってみては」の提案を即採用。破裂した裂け目が口になり、さまざまな表情を持ったかわいいまんじゅうが誕生しました。広報アカウントいわく、「なんか一部ミーティ(※)みたいなのいる」。おやおや。
※ミーティ……漫画・アニメ「メイドインアビス」に出てくる元人間の異型キャラ。
六味庵では通販も行っていますが、かぼちゃまんじゅうは柔らかすぎて配送時に潰れる可能性があるため店頭でのみ販売。この顔つきバージョンも店頭のみでの販売でしたが、無事に完売したとのこと。やはりかわいいものは売れる……。なお、仮に廃棄になったとしても、廃棄先は4歳男児と2歳女児のおなかの中だそうです。
このまんじゅうにネット上では、「製品の不均一が、『損失』ではなくむしろ『価値』に変わるとは…素晴らしいアイデアですね」「ハロウィンなのでちょうど良いかと」「着眼点も素晴らしいですけどそれを上司に伝えることができるのも素晴らしいし柔軟に受け入れる上司も素敵で羨ましいです」「目だけに着眼点がめっちゃええなって」「ハロが一匹居る」といった声が寄せられていました。
画像提供:菓子処六味庵(@mutsumian63)
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