「ヨシ!」 おぉぉアレだ! 会津鉄道で公式「仕事猫」列車運行中 「どうして?」夢コラボ実現にほっこり(1/2 ページ)

安全運行ヨシ! 「乗りに行きたい」「でもどうして……?」会津鉄道に聞きました。

» 2020年11月06日 20時00分 公開
[大泉勝彦ねとらぼ]

 「ヨシ!」 福島県の会津鉄道で、くまみねさんが手がける人気キャラクター「仕事猫」のヘッドマークを掲出した列車が走っています。おぉぉ〜〜!

ぴーち施設長 ヘッドマーク 会津鉄道のヘッドマークは……? あ「仕事猫」!(画像:大垣電鐵(@Series117)さんTwitterより、以下同)

 仕事猫ヘッドマークの車両に遭遇した大垣電鐵(@Series117)さんの投稿にも、「ヨシ!」「どうして……」といった反応が即座に上がり、早速話題になりました。

ぴーち施設長 ヘッドマーク 安全運行ヨシ!

 ヘッドマークに描かれた仕事猫は「ぴーち」くん。「ネコが働く駅」として知られる会津鉄道の芦ノ牧温泉駅(会津若松市)で、実際に“施設長”を務めていたアメリカンカールのネコちゃんです。

 ぴーちくんは2020年3月、アトピー性皮膚炎の治療に専念するために退職しましたが、らぶ駅長とともに変わらず愛されており、たまに駅へ遊びに来て元気な姿を見せてくれています。

「少しでも明るい話題を提供できれば」 駅ネコ×仕事猫、公式コラボが実現

 このほっこりコラボはどんな背景で実現したのでしょう。会津鉄道と芦ノ牧温泉駅に話を聞きました。

 このぴーちくん、以前から仕事猫(現場猫)に似ていると話題になっていました。実際にぴーちくんも、ヘルメットをかぶった仕事猫コスプレを披露しています。

 芦ノ牧温泉駅の運営を委託されている「芦ノ牧温泉駅を守る会」広報・営業担当の小林洋介さんが「少しでも明るい話題を提供できれば」とコラボをくまみねさんに相談。くまみねさんも「以前、会津鉄道を利用したことがある」とのことで、快く承諾してくれたといいます。

 こうして10月14日の「鉄道の日」関連記念イベントに向け、公式コラボが実現。車両に「ぴーち仕事猫」のヘッドマークが掲出されたのでした。安全運行、ヨシ!

 芦ノ牧温泉駅では、記念撮影パネル設置や記念グッズ販売も展開。駅には連日多くの仕事猫ファンが集まっています。SNSでも好評のようで、小林さんも「皆さまに楽しんで頂けているようで何よりです」と話します。

 「コロナ禍で地方の観光は非常に深刻なダメージを受けています。Go To トラベルキャンペーンも始まっておりますので、ぜひ、この機会に会津鉄道に乗って旅行していたければと思います」(小林さん)

ぴーち施設長 ヘッドマーク ヘッドマークで、おなじみの指差喚呼「(安全運行)ヨシ!」(画像:会津鉄道)


 仕事猫ヘッドマークを掲出する列車は、会津若松〜会津田島間で1日4本運行。会津若松駅7時51分発、12時発、14時59分発、18時6分発。2020年11月30日まで掲出する予定です。

ぴーち施設長 ヘッドマーク ヘッドマークが設置される列車

 なお、仕事猫記念グッズは会津鉄道のネット店舗「STATION MASTER CAT.」でも販売中。貴重な台紙付き記念きっぷも、会津鉄道の有人駅(6駅)と公式ネット店舗「MOUNT SHOP」で販売しています。

ぴーち施設長 ヘッドマーク 芦ノ牧温泉駅に行けば、記念撮影パネルで一緒に写真も撮れる
ぴーち施設長 ヘッドマーク ラバーキーホルダー、クリアファイル、Tシャツなどの記念グッズも用意(ほしい!)
ぴーち施設長 ヘッドマーク 台紙付きの記念きっぷ

 ちなみに仕事猫が生まれた経緯はちょっと複雑で、くまみねさんが2015年に初めてツイートした、電話をしているネコのイラストが元になっています。このネコが何度か話題になるうちに「電話猫」と呼ばれるようになり、工事現場で指さし確認するネコにコラージュされて「ヨシ!」。「現場猫」として愛されるようになりました(関連記事)

 その後、くまみねさん自身が再デザインし、「仕事猫現場」の名前で公式に展開。LINEスタンプや公式グッズも多く登場しています。


 画像提供:大垣電鐵(@Series117)さん

大泉勝彦

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/21/news005.jpg 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」