ニュース
» 2020年11月12日 20時00分 公開

死んだ恋人がさまよい歩くのを見た―― 会えない相手を探し続ける漫画が心に刺さる(1/2 ページ)

不思議でもの悲しくて、いろんなことを考えたくなる話。

[ねとらぼ]

 死者がさまよい続ける町を描いた漫画「会えないひと」が深く響きます。作者はWebで漫画を公開している電気こうたろう(@gurigurisun)さん。

亡くなった人がさまよう町の、不思議でもの悲しいお話

 亡くなった人がさまよい続け、ただ自らを弔うように歩き続ける。主人公が住むのはそんな町です。亡くなった大切な人を探している人もいますが、みな絶望の表情で足を引きずるようにして歩いています。

 「ああはならない」という思いで、主人公は母を探そうとはしませんでした。しかしある日、恋人がさまよっているのを目にしてしまったのです。そのときから囚われてしまい、恋人を探し続ける主人公。

死んだ恋人を探し続ける中ですさんでいく主人公

 ひどい顔つきになり、人に恐れられ、馬鹿にされているような目を向けられ、足を引きずり……やがてガラスに映る顔が自分だとは思えないほどに変貌してしまいます。残飯をあさり、路上で眠る日々。それでも彼は、恋人を探し続けます――。


 次第にすさんでいき、かつて「ああはならない」と思っていた姿に変わっていく主人公。それでも失った人を追い求める姿、恋人への強い思いは心を揺さぶるものがあります。彼が最後にどうなったのか、読んだ人によってきっと解釈は変わるでしょう。大切な人や大切なことに思いを巡らせ、いろいろなことを考えたくなる余韻が残るお話でした。

 電気こうたろうさんはエッセイ漫画や不思議な創作漫画をTwitterとnoteで公開。noteには初めての人向けに作品をまとめたページも用意されています

画像提供:電気こうたろう(@gurigurisun)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 痩せたらこんなに変わるのか 丸山桂里奈、現役時代の姿が別人過ぎて「誰かわからん」の声殺到
  3. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  4. セーラーサターンの変身シーン、四半世紀を経てアニメ初公開にネット湧く 「ついに公式が」「感謝しかない」
  5. 「髪型体型全て違う」 丸山桂里奈、引退直後のセルフ写真にツッコミ 4年前のスレンダーな姿に「今も輝いててかわいい」の声も
  6. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  7. 「マジで助けてくれ」 試験中止で教授に“リスのさんすうノート”を提出することになった大学生に爆笑
  8. 「140秒とは思えない満足感」「なぜこれだけの傑作が埋もれているのか」 崩壊した日本を旅する“最後の動画配信者”のショートフィルムが話題
  9. 「化粧! 今すぐ落としてこい!」 男性教師に怒鳴られる生徒をかばう女性教師を描いた漫画に納得と感謝の声
  10. 畠山愛理、いま着たらピチピチなレオタードを公開 「とんでもなく可愛い」「見惚れてしまいました」と反響