【中二病で包帯を巻いていた人インタビュー】今でもカッコいいと思っているのに、包帯を巻かなくなった理由を聞いてみたねとらぼ都市伝説調査班(1/2 ページ)

休日には血のりのついた包帯を巻いていたとか。

» 2021年01月12日 18時00分 公開
[ねとらぼ]

 ネットに広まる真相不明の情報を追究する、ねとらぼ都市伝説調査班。今回は「中二病で包帯を巻いていた人は、本当にいるのか」というリサーチを行ったところ、「たまに包帯を巻いて学校に行っていたし、休日には血のり付きの包帯を巻いていた(理由はカッコいいから)」という人物にお話を伺う機会を得た。報告を行う。

リストバンドの下に包帯を巻いてチラ見せ



―― ケガなどではなく、中二病から包帯を巻いていた時期は何歳ごろでしょうか?

 ざっくりですが、小6〜中3くらいまでだと思います。休日は血のりのついた包帯を巻いていましたし、平日は時と場合によりますが、たまに学校につけていくこともありました。ちなみに、その前からケガしてないのに顔にばんそうこうを貼ったりしていたので、予備軍だったのだと思います。

 当時は今のフリマアプリのような感じで、掲示板でさまざまな中二グッズが取引されていて。そこで包帯や眼帯、注射器(偽物)、白衣などを買っていました。

 リストバンドの下に包帯を巻いて、包帯をチラ見せするファッションが、当時の自分的オシャレ。

―― 包帯を巻き始めた理由はなんでしょうか?

 カッコいいから!

 私はオタクとバンギャを両立させていたのですが、オタクの方ではジャンプ系の好きなキャラがケガをして包帯を巻いていることが多くて。バンギャの方では、現在よりもゴリゴリのヴィジュアル系バンドが多かった時代で、彼らがよく衣装で包帯を巻いていました。

―― なるほど。包帯と親和性の高い、2つの世界にいたわけですか。

 あのころ、原宿(東京都)には、今はなき「橋」というのがありまして……(神宮橋のこと)。そこに週末、皆で集まっていたときはほぼ必ずつけていました!

※神宮橋:JR原宿駅近く。ヴィジュアル系のコスプレイヤーが集まる「聖地」として知られていた

―― 包帯を巻くファッション、周囲はどんな反応でしたか?

 わりとスルーだった気がします。バンギャの方では皆、包帯を巻いていたので普通でしたし。

 親も「カッコ悪いよ」とかなんだかんだ言いつつも、やめさせるようなことはしませんでした。

―― 理解がある。

 正直、今でも包帯はカッコいいと思っていますが、巻かなくなりました。自他を理解し、他人からの見られ方も意識するようになり、節度を持った中二マインドをもつ大人になったのだと思います。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2505/20/news026.jpg 1歳娘とパパが18年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「娘ちゃん左手nice」「カッコ良いお父さま!」の声
  2. /nl/articles/2505/22/news019.jpg ユニクロの“1990円セール品”→ちょこっと手を加えるだけで…… ハンドメイド作家の高見えアレンジに「すごいっ!」「見習いたい」
  3. /nl/articles/2505/21/news055.jpg 家賃月2万8000円、50代男性が住む“オンボロ一軒家”のドアを開けたら…… 意外な光景に「ワクワク感がたまらない」
  4. /nl/articles/2505/21/news052.jpg 手作り木箱に“ただの雑草”を入れて放置したら…… 8カ月後、興味深い変化に「面白い」「いつかマネできたらな」
  5. /nl/articles/2505/22/news025.jpg 窓を開けて掃除していたら→「お客さん来た……」 “まさかの訪問者”が170万再生 「この後も友達連れてきた」「勘弁して」
  6. /nl/articles/2505/17/news042.jpg 「何の生き物……?」 小学生の時に飼い始めて23歳になるまで“死なない生物”の正体が判明 「永遠に生きてる」「怖いよ」
  7. /nl/articles/2505/22/news039.jpg 「これはマネせねば」 70代女性の“しまむらコーデ”がステキ! 550円アイテムも高見えする技に「憧れです」「センスの塊」
  8. /nl/articles/2505/22/news052.jpg 2年前に描いた風景画→プロ「今ならもっとこうするのに」 本気で描き直した“現在の作品”が180万表示 「なんか涙出た」「すご」
  9. /nl/articles/2505/21/news014.jpg 大人なら解けて当たり前? 「(8/7)×(0/4)」の答えは?【算数クイズ】
  10. /nl/articles/2505/22/news033.jpg 「買って良かった」 無印良品の“990円バッグ”に称賛続出 「必需品」「なくてはならない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. マクドナルド、ハッピーセットの「早期終了」を発表 横行する転売――モラルのない行動に第2弾販売への不安広まる
  2. 小5のときに描いた絵→4年後…… 「ねぇ何があったん?」「鳥肌立った」中3になって描いた絵が160万再生
  3. 50年間放置して“ジャングル化”したおばあちゃんの家 → 掃除したら…… “木の中から現れたもの”が170万再生 「予想を超えた」「ブラボー」【海外】
  4. “1K8.5畳”の新居を一人暮らし男子が模様替え→1年後…… 「もうホテルやん笑」生まれ変わった空間に驚き「こんな部屋に住みたい」
  5. 「娘の目が大きいのは赤ちゃんだから」と思っていたママ、成長すると…… 驚きの姿に「ディズニープリンセスだ」【海外】
  6. ショウガを土に埋めて水やりすると……「すごすぎる!!」 想像もつかなかった、とんでもない状態に37万再生
  7. ボランティアで庭を掃除していたら…… 物置から見つかった“ヤバいもの”で警察沙汰に 「通報して正解」「絶対に触らないで」【海外】
  8. 皇后さま、全身「真っ白な衣装」に18万いいね
  9. 日本人のママと米国人のパパが国際結婚→生まれた子どもは…… 290万再生の“まさかの現在”に「びっくりしました」「心温まる」【海外】
  10. 「子供泣くぞこれ」 トーマスの塗り絵、描き始めて2秒で…… “予想を超えた変貌ぶり”に反響「夢に出てきそう……」「ヒィィ…!!」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
  2. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  3. 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
  4. 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
  5. 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  6. 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
  7. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  8. 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  9. 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
  10. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」