子どものころから否定され“超ネガティブ思考”に…… パートナーとの出会いで変わった実録漫画が心に響く(1/2 ページ)

人は変われる。

» 2020年11月20日 20時00分 公開
[林美由紀ねとらぼ]

 親から否定されて育ち、超ネガティブだった女性が、自分を肯定してくれるパートナーに出会って変わることができた実録漫画が、心底「よかった」と思うステキなお話です。


彼と出会えて良かったなって話08 「超ネガティブ」から脱するお話

 作者のはり(@hari4koma)さんは、子ども時代に両親にやることなすこと口出しをされ、失敗すれば徹底的に攻撃や否定されたことから、自分の気持ちを押し殺すようになってしまいました。そうなったら今度は「自分の意見も言えない」と責められる始末……。


彼と出会えて良かったなって話09 意見を言っても否定、言わなくても責める両親

 その影響は後々まで続き、高校生になって突然仲間はずれにされたときも、状況は変わらないと諦めて黙って受け入れてしまったのです。さらに10代で家を出て付き合った彼が、「自分の選んだ彼女はいい子だと周囲の人に思われたい」という見栄から、はりさんにあれこれと指図し、行動や外見を否定するような人でした。両親に続き、ここでも否定されてしまったのです。


彼と出会えて良かったなって話10 仲間はずれにされても「どうにもなるまい」と受け入れてしまう


彼と出会えて良かったなって話11 自分の見栄から彼女を思い通りにしようとする彼氏

 その後出会ったのが東欧人のイケメンの彼。「綺麗だね」という彼の言葉がお世辞に聞こえてしまい、自分は釣り合わないのではと劣等感が募ってしまうはりさん。つい「ガールフレンドが私の他にもいるん…だよね?」と聞いてしまいます。

 その言葉にショックを受けた様子の彼。「今はきみにしか興味無い」「きみは魅力的」とはりさんに伝えるのですが、彼女はそれをお世辞だと受け止めてしまいます。「本当に思ったから言っただけ」「その気持ちを否定されると少し悲しい」……彼の言葉に、はりさんは、自分が散々されていた「否定」を大切な人にしてしまっていたのだと気付きます。


彼と出会えて良かったなって話12 彼と出会ったことで気持ちを伝えられるように

 彼はとにかくはりさんのことを否定せず、衝突してはりさんが黙ってしまったときにも根気良く付き合ってくれたといいます。「親や友達から学ぶはずの大切な人間関係を彼から一気に学んだ」というはりさん、これからも共に成長していきたいと結んでいます。


 否定され続けると「どうせ」という気持ちが湧き、自分の気持ちが言えなくなってしまうことも多いでしょう。はりさんが、子どものころに受け続けた否定を乗り越えられるようなパートナーに出会えたのは素晴らしいことですね。誰かを否定して萎縮させるのではなく、受け入れて肯定できる人でありたいものです。

 漫画には、似た経験をした人からの「全く同じです……いつしか私も意見を言えぬ超ネガティヴ人間に…」といった共感のコメントや、「素晴らしい人と出会えてよかったですね ご両親との関係も自立して離れて生活したことで良くなったんでしょうか……安心しました」「人間の根本的な部分ってなかなか変わらないのですが、彼氏さんが根気強く向き合われたおかげで変わってゆく事が出来たんですね」などステキな出会いへの感動コメントが寄せられています。

 はりさんは、東欧人パートナーとの日常漫画をTwitterで公開しており、仲睦まじい2人のほのぼのな日常を見ることができます。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/18/news145.jpg “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  3. /nl/articles/2412/16/news079.jpg “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/17/news060.jpg 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  5. /nl/articles/2412/17/news197.jpg 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  6. /nl/articles/2412/17/news078.jpg 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  7. /nl/articles/2412/18/news059.jpg 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2411/25/news189.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  10. /nl/articles/2412/18/news056.jpg 日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」