ニュース
» 2020年12月21日 19時00分 公開

ヘタクソな漫画が長寿連載、一体なぜ? 駄作を支える「史上最大の信者」の謎を追う漫画がミステリアス(1/4 ページ)

ミザリーみたいな話かと思ったら想像を超えてきた……!

[沓澤真二,ねとらぼ]

 愚にもつかない駄作なのに打ち切られない不思議な長寿連載漫画を、ある熱狂的なファンが支えていた――。ある漫画家の奇妙な人生を描いた創作漫画「史上最大の信者」が、ミステリアスな展開で読者をグイグイ引き込んできます。制作は漫画サークル「断罪社(@B6h6ad6d_catpixiv)」。


アイキャッチ 画力だけの問題でなく、キャラ設定も構成力もダメダメな漫画が続く理由とは?


 新人漫画家の遠山が、アシスタントを始めたのが物語の始まり。勤め先の先生は単行本が100巻に迫る超大作「勇者の冒険」を手掛ける朝清水。ところがおかしなことに、原稿はとっくに完成しており、遠山の仕事はないというのです。


4P

 朝清水は最新の原稿を見せて感想を求めますが、その中身は絵も構成も陳腐な、なんとも評価しようのないシロモノ。遠山はどうにか言葉を選んでお世辞を言おうとしますが、「とりつくろうな!」と怒られてしまいます。朝清水は自著が駄作だと自覚したうえで、延々と描き続けていたのでした。


8P

 では、なぜそんな作品の連載が打ち切りにもならず続いているのか? 朝清水はそのいきさつを語り始めます。それは20数年前に彼がまぐれで賞を取り、読み切り版「勇者の冒険」でデビューしたときのこと。掲載誌の発売後、ファンを名乗る人物から自宅宛てに一本の電話が入りました。


10P

 「天才」「名作」と絶賛され悪い気はしなかったものの、過剰な賛辞を不審に感じた朝清水は、これからも精進すると返答。しかし、ファンを名乗る男は「既にあなたは完成されている」と、朝清水が成長せずにこのままの作品を生み出し続けるよう求めます。しかもこの要望は担当編集者も編集長も承知しており、「勇者の冒険」の連載化まで決定したというのです。

 それでも朝清水が無視して画力や構成力の向上に努めていると、また件のファンから「漫画がうまくなるな」と理不尽なクレームの電話が。「稚拙なまま連載を続けないと死んじゃいますよ」とまで言われてしまいます。


14P

 その言葉は単なる脅しではなかったようで、直後に大きな地震が発生。その後も原稿料として法外な大金を手渡しされるといった異様な事態の連続に、“ファン”の背後に強大な力があると悟った朝清水は、抵抗を諦めて言われるがままに連載を続けていたのでした。


21P

 回想を追えたころ、朝清水と遠山の目の前にあの電話の主が登場し、物語は核心へ。駄作を駄作のままであり続けさせる「史上最大の信者」とは何者か? 漫画全編でご覧ください。

作品提供:断罪社(@B6h6ad6d_catpixiv

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2208/11/news041.jpg この写真の中に“ドラえもん”が紛れています 難易度の高さに「ギブです」「ドラえもんは僕の心の中に」と諦める人続出
  2. /nl/articles/2208/16/news127.jpg がん闘病の秋野暢子、激しい副作用とポジティブに格闘 治療で真っ赤な首筋に心配の声も「痛々しい」「見ていて辛い」
  3. /nl/articles/2208/15/news132.jpg 笑福亭鶴瓶、背中いっぱいの「昇り鯉刺青」にファン仰天 “悪瓶さん”の貫禄あふれる後ろ姿が「迫力ハンパない」
  4. /nl/articles/2208/15/news042.jpg 娘が路上で子猫を発見→近づくと、突然倒れてしまい…… 保護子猫とのかわいすぎる出会いに「感動した」の声
  5. /nl/articles/2208/10/news178.jpg 「この世で一番憎んでる」 画面左上に“謎の入力フォーム”が現れる現象に「ホンマにいらん」「何のためにあるのか分からない」の声
  6. /nl/articles/2208/15/news159.jpg ゲオのPS5抽選販売、「購入時にPS4売却」が条件で物議 「なぜPS4を手放さないといけないの?」ゲオに意図を聞いた
  7. /nl/articles/2208/15/news091.jpg 坂口杏里さん、「離婚は成立」と投稿 金銭貸し借り巡るDMさらし「これで終わり」「家族対1ってあまりに酷すぎる」とぶちまけ
  8. /nl/articles/2002/02/news008.jpg 「ガムは75円。ガムはクッキーより40円安いそうです。チョコは何円?」 小2向けドリルの難問が誰にも解けない
  9. /nl/articles/2208/14/news053.jpg HIKAKINさん、イベント中に不審者に絡まれマイク奪われる 視聴者から「ガチの放送事故」「無事でよかった」の声
  10. /nl/articles/2208/15/news037.jpg 全力イヤイヤ中の黒柴犬、突然背後を気にしだし…… “何か見えてる”様子に背筋がゾッとする

先週の総合アクセスTOP10

  1. この写真の中に“ドラえもん”が紛れています 難易度の高さに「ギブです」「ドラえもんは僕の心の中に」と諦める人続出
  2. 坂口杏里さん、「離婚は成立」と投稿 金銭貸し借り巡るDMさらし「これで終わり」「家族対1ってあまりに酷すぎる」とぶちまけ
  3. がん闘病の秋野暢子、手足の浮腫みで“見たこともない体重”に 抗がん剤の副作用を「しっかり受け止めます」
  4. HIKAKINさん、イベント中に不審者に絡まれマイク奪われる 視聴者から「ガチの放送事故」「無事でよかった」の声
  5. 愛犬に「僕の子猫がいないんです」と呼ばれた飼い主 必死に探すワンコの姿に優しさと愛情があふれている
  6. マックのハンバーガーを食べる娘に「今日のお昼ごはん何?」と聞かれ…… 青ざめる父の1コマに「うちも言う」と反響続々
  7. ダレノガレ明美、韓国でお気に入りのホクロを“ゴミ”だと除去されてしまう 「ドS Dr. ありがとう!」
  8. 笑福亭鶴瓶、背中いっぱいの「昇り鯉刺青」にファン仰天 “悪瓶さん”の貫禄あふれる後ろ姿が「迫力ハンパない」
  9. 娘が路上で子猫を発見→近づくと、突然倒れてしまい…… 保護子猫とのかわいすぎる出会いに「感動した」の声
  10. がん闘病の秋野暢子、激しい副作用とポジティブに格闘 治療で真っ赤な首筋に心配の声も「痛々しい」「見ていて辛い」

先月の総合アクセスTOP10

  1. 安倍元首相、銃で撃たれて意識不明か 事件時のものとみられる映像投稿される
  2. 野口五郎、20歳迎えた娘と誕生日デート 家族同然の西城秀樹さん長女も加わり「楽しい時間でした!」
  3. 「大阪王将」店舗にナメクジやゴキブリが発生? 元従業員の“告発”が衝撃与える 大阪王将「事実関係を調査中」
  4. この画像の中に「さかな」が隠れています 猫に見つからないように必死! 分かるとスッキリする隠し絵クイズに挑戦しよう 【お昼寝編】
  5. ダルビッシュ有&聖子、ドレスアップした夫婦ショットに反響 「ハリウッド俳優やん」「輝いてます」
  6. 「auの信頼度爆上がり」通信障害でも社長の“有能さ”に驚く声多数 一方で「まだ圏外だぞ…」など報告続く
  7. スシロー、“ビール半額”で今度は「ジョッキが小さい」との報告? 運営元「内容量に差異はない」と否定
  8. スシロー「何杯飲んでもビール半額」開始前にPOP掲示 → 注文したら全額請求 投稿者「態度に納得いかなかった」 運営元が謝罪
  9. TKO木下、海外旅行先で総額270万円のスリ被害に エルメスの財布奪われた“瞬間映像”も公開「くっそ〜……」
  10. パパが好きすぎて、畑仕事中も離れない元保護子猫 お外にドキドキしながら背中に乗って応援する姿があいらしい