ニュース
» 2021年01月17日 12時00分 公開

脳こうそくで倒れた体験談漫画で分かる恐ろしさ 「良くなってきた」「大丈夫かな」と油断せず救急車を(1/2 ページ)

躊躇せず(救急車を)呼びましょう。

[谷町邦子ねとらぼ]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 漫画家の史都玲沙(@eisa_shito)さんが、脳こうそくになった体験談漫画をTwitterに投稿し、大きな反響を呼んでいます。

本能で「ヤバイ」

 2017年の6月6日深夜、激しい頭痛を感じた史都さん。鎮痛剤を飲んだ瞬間、自分の体にとてつもない異変が起こったことを本能で察します。


脳こうそく 本能的に普通の頭痛ではないことに気が付いた史都さん

 史都さんは、ほぼ無意識のうちに転倒を防ぐため座り込み、119番で救急車を呼んでいました。脳裏にあったのは、10年前にアシスタント先の漫画家さんが脳こうそくで倒れたことだったそうです。前兆も何もなく、やばいと思ったときには床に倒れて起き上がれなかった……という話を聞いたことを思い出します。


脳こうそく 突然降りかかった危険にも、過去のエピソードを思い出し対応。救急につながり、おもわずガッツポーズ?

 病院に運ばれ、点滴で脳こうそくの血栓を溶かす処置を受けた史都さん。後日、点滴で血栓を溶かす処置に効果がある時間は限られていることを知ります。教えてくれた薬剤師さんは、その時間を過ぎてしまうと「あまり良くない事になる」と目をそらしながら言葉を濁しました。


脳こうそく 4コマのタイトルにあるように、2012年から血栓を溶かす点滴が有効なのは「4.5時間」までとされています(参照

 史都さんは本能的に「ヤバイ」頭痛であることを察知し、知人の話を思い出すことで、すぐに119番できましたが、それでも少し症状が和らぐと「救急車を呼ぶ程のことはなかったかな」と思ってしまったそうです。油断しているうちに手遅れになってしまうこともあるため「脳こうそくはマジで怖いですよ!!」と強調し、ためらわず救急車を呼ぶようにと呼びかけています。


脳こうそく 油断を含めた病気の恐ろしさ

 漫画には「健康のための戒めとしている」「わかりやすくてためになる」と高く評価する声のほか、同じように脳こうそくになってしまった人からは実感のこもったコメントが寄せられていました。

 この漫画は同人誌「非日常のあなた 脳こうそくで倒れました 2017冬の号」の一部を抜粋したもの。リハビリの様子がメインで描かれる続編「非日常のあなた 脳こうそくで倒れました 2018夏の号」も販売されています。

画像提供:史都玲沙(@reisa_shito)さん

(谷町邦子 FacebookTwitter


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/08/news180.jpg ミス東大の水着グラビアデビューに「東大まで行って」と失望の声 本人&現役グラドルも加わるネット論争に
  2. /nl/articles/2312/08/news148.jpg DAIGOの姉・影木栄貴、ノーメイク姿の姉弟ショットで美形ファミリーぶり際立つ 「目元瓜二つ」「すっぴんでも綺麗」
  3. /nl/articles/2312/09/news008.jpg ゲーム中も寝るときも……大好きなママから片時も離れない元野良ネコ 無防備すぎる寝顔が本当の子どものよう
  4. /nl/articles/2312/09/news030.jpg 飼い主、猫ちゃんの様子を見に行くとPCの前に座っていて……? 衝撃の展開に「独学で学んだ…?」「見なかったことにw」
  5. /nl/articles/2312/08/news013.jpg 愛猫が息を引き取る直前「ありがとう、楽しかったよ」と声を掛けたら…… 家族みんなが久々に集った夜の奇跡に涙
  6. /nl/articles/2307/04/news021.jpg 息子に「ラーメンでも適当に作って食え」→男子高校生らしい自作ランチが「天才」「ヨシ!」と大好評
  7. /nl/articles/2312/08/news109.jpg 小木博明の妻、52歳のサプライズ誕生日会に「負荷などありましたが嬉しくて」 “母”ら豪華メンバー集結に「みなさんいい笑顔」「ハッピーで最高」
  8. /nl/articles/2312/09/news012.jpg 12歳のシニアワンコをドッグランに放ったら…… 目を疑う脚力にびっくり「カメラが追いつけない」「愛されてるんだなぁ」
  9. /nl/articles/2312/09/news002.jpg 「ちいかわ」知らない母が“ガチャ”挑戦→「変なの出てきた」と思わず泣き顔…… 珍エピソードに「笑った」
  10. /nl/articles/2312/05/news140.jpg どこの温泉地に行くか迷ったら…… 「行きたい温泉が見つかるチャート」が参考になると話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  5. 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  6. マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  7. 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  8. 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  9. “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  10. 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」